絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

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今日の絵本 no.68

ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)
(1965/07)
マレーク・ベロニカとくなが やすもと

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今日ご紹介する絵本は、マレーク・ベロニカさん・作

ラチとらいおん」になります。

真っ黒な表紙にカワイイ☆イラストがとても印象的な絵本ですよね。
こちら、ハンガリーの絵本で、初版は1961年になります。

作者のマレーク・ベロニカさんは、1937年ハンガリー、ブダペスト生まれ。
作家でありイラストレーターでもあります。
Elte BTK ハンガリー文学部卒業後、人形劇団で活躍。
1963年以降はフリーとして、雑誌のイラストを手がけたり、
ラジオやテレビ、人形劇、アニメの脚本を手がけます。
1983年にハンガリー青年賞受賞されています。
日本では「ラチとらいおん」の他、
ボリボンとアンニパンニ」シリーズ
キップコップ」シリーズ等があります

マレーク・ベロニカさん公式サイト☆はこちらになります。

さて、今日のお話の主人公は、「ラチ」という名前のおとこのこです。

ラチは せかいじゅうで いちばん よわむしでした。

飛行士になりたいけれど、よわむしの飛行士はいるでしょうか…。
犬を見ると、怖くて逃げ出します。
暗い部屋は怖くて入れません。

おまけに、ともだちさえ こわいのです。

どうやら…。
ラチは重傷のよわむしのようです。

ラチは仲間はずれにされて、いつも泣いていて、
一日中 絵本ばかりよんでいました。

その中で、ラチがとても好きな絵がありました。
それは、とても勇ましい姿をしたらいおんの絵です。
ラチは思います。

ぼくに、こんな らいおんがいたら、
 なんにも こわくないんだけどなあ
」と。

すると、ある日のあさ、ラチのもとに
ちいさくて あかい らいおん」が現れます。
思いがかなったのです。

けれど、ラチはちいさならいおんじゃ
なんのやくにもたたないと言って笑います。
そこで、らいおんはじぶんがどんなに強いかをラチにアピールし、

どうだ、ぼくは つよい らいおんだろう。
 きみも つよくないりたいのなら、
 ぼくが つよくしてやるよ


と、言ってくれます。

そこで、らいおんがまずはじめにラチに教えたことが…。
なんと、「いち にっ さん!」と、体操でした(笑)
何事も基礎が大切と言う事ですね。

ある日、ラチは散歩のとちゅうで、
犬を怖がっている女の子を助けます。

クレヨンを取りに行く為に、
まっくらな部屋にとりに行く事ができます。

そして、いたずらっ子にボールを取られて悲しんでいる友だちのボールを、
ラチは勇敢に取り返してきます。

すべて、らいおんがそばにいるとおもえば、
ラチはつよくなることができました。

ところが、ボールを取り返して大喜びしているともだちのかたわらで、
らいおんにお礼を言おうと思ってポケットに手を突っ込むと…。

そこには、いたはずのらいおんの変わりに真っ赤なりんごが…。

ラチはらいおんがいなくてもつよくなれたのです!

なんて、素晴らしい事なのでしょう。
私はこの絵本で、改めて子供はの中の無限のちからを感じました。
このラチのように、
安心して、大丈夫。いつもそばにいるからね
そんなおまじないが、その子をつよく勇敢にさせてくれるのですね。

母親として、娘達にその自信を持たせてあげたいな…。
らいおんのように。強くて包容力のある、
そんな優しさと強さを兼ね備えた姿を、
子供にちゃんと見せてあげられる親になれたら…。
難しそうだけど…。大切なことなんだよな…。
などと、しんみりと思ったりしてしまいした。

うちの娘は5歳になって読みました。
内容的には、3歳くらいから読み聞かせをしてあげると良いかと思います。




今日の絵本 no.58

エマとピーターエマとピーター
(2006/10)
グニラ ヴォルデ

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今日ご紹介する絵本は、前回に引き続き、グニラ ヴォルデさんの

エマとピーター」になります。

こちらの作品と前回ご紹介した「エマのしごと」は、
2006年に2冊1組で「エマのしごととともだち」という名前で復刻されました。

さて今回の絵本は、主人公「エマ」と、そのともだち「ピーター」のおはなし。
エマとピーターは同じ歳です。
でも、色々な違いがたくさんあります。

住んでいる家がピーターが一軒家
エマはマンションに住んでいたり。

家族構成が違っていたり。

ピーターの犬のことやエマの弟のことを、
お互いに自分にもいたらな…など思ってみたり…。

サンドイッチの食べる順序が違っていたり…。
などなど、確かに違いがたくさんあります。

こんな風にふたりは、同じ歳なのに、
いろいろな事が違っていることを強調して描かれています。
この絵本は、けっして人と同じでなくても良いんだよ
と、やさしく教えてくれているようです。
そして、ストーリーの途中では、

エマのかぞくは、
おとうさん、おかあさん、そしておとうとがいます


やさしそうなおかあさんと、髭の生えたおとうさんが、
弟を抱っこしている挿絵があります。
そして…。

ピーターには、おとうさんがいません。
でも。いつもうちにいてくれる やさしいおばあちゃんがいます。
ピーターのおかあさんは、しごとをもっていて、
はたらいています。


挿絵ではキャリアウーマン的なおかあさんと、
やさしくピーターに手をかけるおばあちゃん。
そして、犬も飼っているようです。

スウェーデンという文化の違いなのでしょうか?
絵本に片親であることをストレートに語る語り口。
グニラ ヴォルデさんの凄いところなのかもしれませんね。

親として、日本人としてなのでしょうか…。
私にとって、ちょっと衝撃的な流れの絵本でした。
幼少期だからこそ、色々なひとそれぞれの違いを、
ストレートに教える方がいいんだなぁ~。
と、勉強させられました。

うちの子は、3歳になってから読み聞かせました。






今日の絵本 no.57

エマのしごとエマのしごと
(2006/10)
グニラ ヴォルデ

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今日ご紹介する絵本は、グニラ・ヴォルデさん作

エマのしごと」です。

作者のグニラ・ヴォルデさんは、
1939年7月15日スウェーデンのウプサラ県東部に生まれます。
ジャーナリストのご両親を持ち、画家になるため専門的な勉強のをする為に、
1960年にストックホルムに移転します。

母親となったのをきっかけに、
3~6歳くらいの子供たちのための、

子供を楽しませると同時に育てるような本

を作りたいと、
子供たちの日常をモチーフとした絵本を制作。

1969年「トッテシリーズ」の第1作目を出版します。

日本では「トミーちゃんシリーズ」として、1976年に出版さていたようですが、
残念ながら、このシリーズは今は絶版で、日本語では出版されていません。
エマちゃんシリーズ」の原書は、1974~1976年にかけて出版されます。
日本での初版は1977年。
2006年に再版されました。

さて、本日ご紹介する本の主人公は「エマちゃん
はじめは、男の子が女の子なのか分からない感じだったのですが、
どうやら、女の子でした。
うちの子も、はじめは分からなかったようです(笑)

今日エマは、壊れているじぶんのおもちゃや持ち物
なおすことにします。
そうエマは「なおしやさん」になることにしたのです。

エマの髪の毛の取れた人形に、のりを付けてあげ、
髪の毛をぴったりあうようにくっつけます。

くまのぬいぐるみの足に空いた穴をなおします。
エマは、針に糸を通し、くまの足に空いた穴を縫い合わせます。

いったい、エマは何歳なのでしょう??
対象年齢から見ると、5歳が6歳くらいのなのでしょうか?
それでも、うちの子には針に糸を通したりなんて技、
とってもじゃないけど、まだまだ使えなさそう…。

ビバ!エマ!

壊れた物は、自分で直す事が出来るんだって、
とても素敵な事が題材になっている絵本です。

物に溢れたこの時代に、
使い捨てではなく、直すという美徳を、
この絵本を読んで娘にも学んで欲しいものです。

うちの子は、4歳になってから読み聞かせました。






今日の絵本 no.50

まっくろネリノ (ガルラーの絵本)まっくろネリノ (ガルラーの絵本)
(1973/01)
ヘルガ=ガルラー、やがわ すみこ 他

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今日の絵本は、ヘルガ・ガルラーさんの、

まっくろネリノ」になります。

ヘルガー・ガルラーさんは、1939年オーストリア ウィーンに生まれ。
本職はデザイナー。美術工芸大学を卒業後、
イタリアで暮らしたり、アメリカで暮らしたりしたようです。
絵本作家の他に、織物、服飾デザイン、室内装飾、アニメの仕事など、
多方面で活躍されました。
本作品は、ヘルガー・ガルラーの記念すべき第一作で1968年に描かれました。

今日の絵本の主人公は、体が真っ黒な「ネリノ
ネリノには家族がいます。
とおさん、かあさん。
そして、いろいろな色をした、きれいな4人の兄さんたち。

ぼくは こんなに まっくろだろ、
 くらやみならば だれにも みえやしない。


いろんな いろした きれいな にいさんたちは、
 ちっとも ぼくと あそんで くれない。
 あんまり まっくろだから だめなんだって。


可哀想な事に、ネリノは自分の体が黒いことに
少しコンプレックスを持っているようなのです。

そこで、ネリノは花畑の素敵な花たちに問いかけます。

ねえ、どうすれば そんな いろになれるの?」と…。

すると、花は答えます。

しらないわよ。だって、うまれつき、
 あかや あおや みどりや きいろだったんですもの。


ネリノは自分のまっくろも、うまれつきなのかな?と考えます。

私は、この会話の部分がとても好きです。
とても大事なメッセージが込められているような気がするのです。

うまれつき」 それは、とても大事なキーワードだと思います。

その後、兄さん達は あんまりきれいだったので、捕まえられてしまいます。
そして、ネリノが活躍するのですが…。
ここで、黒いネリノの体だからこそやり遂げられる救出劇と続きます。

だれもがそれぞれ、個々の「うまれつき」を持っています。

「うまれつき」は、いろいろな個性を持っていてよいのです。

「うまれつき」は、他と違っていてよいのです。


そんなことをネリノを通して、
ヘルガー・ガルラーが子供達に訴えかけているような気がします。

また、彼女の黒をベースにした、淡いパステルがも必見。
ネリノもふわふわとして可愛らしいですし、
兄さん達が捕われた鳥の籠のデザインは、とても美しいです!

うちの子は、3歳のころから読み聞かせています。






今日の絵本 no.42

だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)
(2001/04)
デイビッド シャノン

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今日の絵本は、デイビッド シャノンさんの、

だめよ、デイビッド!」です。

デイビッド シャノンさんは、1959年アメリカワシントン州生まれ。
ただ今、ロサンゼルス在住。

イラストレーターで活躍した後に、絵本の作家に。
1999年コールデコット賞オナー(次点)『だめよ、デイビッド!』
全米図書館協会優秀図書賞、
2002年 第7回 日本絵本賞 読者賞(山田養蜂場賞)を受賞しています。

この愛くるしい顔の絵を、
どこかで見たような記憶がある方もいらっしゃるのと思いますが、
(今はやっているかどうか定かではないのですが…)
薬用ハンドソープのCMで、このデイビットが登場していました。

我が家では、娘がそのCMを見るたびに興奮して
『デイビッド~!』と叫んでました(笑)

さてこのお話ですが、主人公デイビッドがいろいろとやってくれる
壮快なお話(笑)となります。
かなり危うい表紙の絵でも、デイビッドは積まれた本の上に乗り、
金魚鉢に両手が伸びていますね(笑)

絵本のページを捲るたびに、デイビットはこんなことばかりしています。
なので、「ダメよ!デイビッド!」と、ママに言われちゃうのです。

ママに「ダメ!」と言われる事を、
悪い事だとは知っていても…?(もしかしたら知らない?)
楽しそうなので、興味があるので…。

やめられな~い!

そんな行動をどんどんやってしまうデイビッドに、
子供はとても共感するようです。
だから、子供がデイビットが大好きなのです。

そして、「ダメだよね~デイビッド。」と良い子の意見を言ったりします(笑)

最後に、見開きページいっぱいの泣きそなデイビッドの顔が出て来て、
やんちゃだけど、憎めないデイビットの可愛いさが伝わってきます。

その後、ママにギュ~っと抱きしめられるのですが、
こういったコミュニケーションが大事なんだよなぁ~と、
考えさせられました。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせていました。







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