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今日の絵本 no.80

しろいはうさぎ (世界傑作絵本シリーズ・韓国の絵本)しろいはうさぎ (世界傑作絵本シリーズ・韓国の絵本)
(2007/05)
クォン ユンドク

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今日ご紹介する絵本は、クォン ・ユンドクさん 文・絵 の
しろいはうさぎ 」になります。

まずは、作者紹介からです。
クォン ・ユンドク(權倫徳)さんは、1960年韓国の京畿道烏山に生まれる。
弘益大学産業美術大学院卒業。
1993年から絵本をつくりはじめる。
韓国を代表する絵本作家の一人で、作品多数、国内外での評価は高い。
日本で出版された絵本に「マンヒのいえ」があります。
ソウル在住。
                            (絵本より抜粋)

さて、今日のお話は、韓国の済州島(チュジュド)に語り継がれていた
わらべ唄が題材になたお話です。

「シリドンドン コミドンドン シリドンドン コミドンドン」

流れるような音のような言葉で物語は始まります。
「コミ」とは、クモののことで、
「シリドンドン」とは、クモが糸にぶら下がっている様子を表現した、
済州島の方言なのだそうです。

「ゆらぁり ゆらりは くものすだね」

女の子がお家からジャガイモ片手に外に出ます。
外には、大きなクモクモの巣の真ん中で休んでいます。

クモのすは しろい」
「しろいは うさぎ」
「うさぎは とぶよ」
「とぶのは からす」
「からすは くろい」…。

と、こんな感じで言葉が続く唄が見開き2ページに一行書かれています。
こののような唄を「積み上げ唄」とも言うそうです。

からすは黒く、青いが海へと続きます。
そこに、クォン ・ユンドクさんの
どこかノスタルジックで直線をよく使う技法で描かれた絵が、
この短い文章に色を着け、短い文章に物語性を生み出します。
最後にとても美しく感動的な終わり方が待っています。

このお話を読むと、
自分の中に眠っていた思い出がパッと光を浴びることが多い人が多いかと思います。
もちろん、わたしもその一人です。

小さな頃に、わたしも同じような唄をうたいました。
この唄。どれだけ早口で言えるかを競ったものです(笑)
このタイトルを見て、え?聞いたことがあるよ。
と、懐かしくなって手に取ってみた絵本です。

「いろはに こんぺいとう」

いろはに こんぺいとう。
こんぺいとうは 甘い。
甘いは 砂糖。
砂糖は 白い。
白いは うさぎ。
うさぎは はねる。
はねるは カエル。
カエルは 青い。
青いは きゅうり。
きゅうりは 長い。 
長いは 廊下。
廊下は すべる。
すべるは オヤジのハゲ頭。

と、こんな具合に、私の知っている唄は、
白いウサギがオヤジのハゲ頭に変化して行きます。
情緒もノスタルジックも全くない、
下世話なお話です。

今日のお話は、白いウサギが感動のクライマックスを迎えるのを読んで、
世の中、もののとらえ方、そして感じ方ひとつで、
こんなにも結末が違ってくるんだ…。
と、日本人の素直になれない国民性を反映したようなクライマックスなのか、
お笑い重視で、オチがあったほうが良い的な考え方のせいかのか、
韓国とはお隣さんで、いろいろな文化の共通点もあるはずなのに、
ここまで国民性が違うんだな…、とつくづく感じさせられました。

この絵本の文章は、唄のように流れるので、
上の娘と一緒に、おもちゃのウクレレで適当に音を着けながら、
音のついた読み聞かせをしてみました。
もの凄く、楽しかったですよ☆

うちの子は1歳の時に読み聞かせました。



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