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今日の絵本 no.69

ほんとうのことをいってもいいの?ほんとうのことをいってもいいの?
(2002/05)
パトリシア・C. マキサックジゼル ポター

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今日ご紹介する絵本は、
パトリシア・C. マキサックさん・文 ジゼル・ポターさん 絵 の

ほんとうのことをいってもいいの?」です。


文を書かれている、パトリシア・C. マキサックさんは、
1944年8月9日アメリカ、テネシー州生まれ。
子供の頃、いつも玄関ポーチにある椅子に腰掛けた母親の腕に抱かれながら、
アフリカ系アメリカ人のポール・ローレンス・ダンバーの詩を
朗読してもらいながら育ったそうです。

彼女は多くの子どもの本を数多く執筆されています。
主な作品に
The Dark-Thirty: Southern Tales of the Supernatural (Newbery Honor Book)
ニューベリー賞オナーブック。

Mirandy and Brother Wind (Dragonfly Books)
コールデコット賞オナーブック。

現在はアメリカ・ミズーリ州セント・ルイスに在住されています。

絵を描かれている、ジゼル・ポターさんは、
家族が経営する人形劇団とともに、
ヨーロッパを巡業しながら子供時代を過ごされます。
ロードアイランド・デザイン学校を卒業後、ローマとパリで美術を学ばれます。

本書が彼女のデビュー作の絵本となります。
多数の絵本の挿絵をされていて、主な作品に
When Agnes CawsGabriella's Songなどがあります。

以前に「うるわしのセモリナ・セモリナス」でも一度紹介しています。

現在は、ニューヨークのブルックリン在住。
創作活動を行っているそうです。



さて、本日紹介する絵本の主人公は、リビーと言う名の女の子です。
リビーは、ママから頼まれていた馬のオルボスに水をやったとうそをついて

友だちのうちに出かけようとします。

ママに尋ねられると、とけてやわらかくなったバターをぬったみたいに、
うそがくちからするするとでてきて、リビーもびっくり。

けれど、ママはそんなリビーのうそをお見通し。
すぐに、呼び止められてママに問いつめられてしまいます。
その時、リビーはお腹あたりが、にわとりの羽をのみこんだみたいに、
苦しくなり、泣いてうそを認めます

「これからは、ほんとうのことをいおう」

と、リビーは誓います。

ただその誓いによって、
正直すぎるリビーは「ほんとうのこと」を言うことで、
何人もの友だちを傷つけてしまい、
やがて、リビーは誰一人として口をきいてはくれなくなります。

でもリビーは、「ほんとうのこと」言っているだけなのに、
どうして自分がみんなに口をきいてはくれないのかが、わかりません。

ママに相談すると、ママからのたいせつな助言をもらいます。

「ときどき、ほんとうのことを、
 いわなくてもいいときにいってしまうことがあるのよ。
 いいかたがわるかったり、
 いじわるでいってしまったりね。
 そうしたら人をきずつけてしまうの。
 でも、おもいやりをもってほんとうのことをいうのは、
 ただしいことなのよ」

オルボスにえさと水をあげながらリビーは考えます。
ママのいったことを…。
そして、ヴァージニア・ワシントンという、
ママにウエディングドレスを仕立ててもらっている女性がやってきて、
リビーにこう言います。

「そのうま、よぼよぼね」
「そんなやくたたずのうまじゃ、1ドルにもならないわ
」と…。

そこで、リビーははっと気がつくのです。
ほんとうのことをいう」ってことの意味を…。

この絵本は、とても内容の深いもので、
もしかしたら、娘にはまだまだ本当の意味を理解してもらえないかもしれませんが、
とても、大事なメッセージが込められているので、
何度も読み聞かせています。

まず、この絵本には二つのメッセージが込められていて、
ひとつに「うそはついてはいけない」ってこと。
もうひとつに
「他人を傷つけるようなほんとうのことを言ってはいけない」ってことです。

こどもはとても正直です。
我が子も、聞いていてはっとするようなことを、
おともだちに言っている事があります。

感受性の強い子だと、その事によって悲しい思いをするかもしれませんよね。

いけない事だとは、とうの本人は思ってはいないことが多いので、
そんな時は、わたしもなるべく注意するようにしています。
「自分がされたり言われたりして嫌なことを、
 他の人には同じことをしてはいけません」と。

娘は、その場では「はい」と反省はするのですが…。
どうやらわたしに似たようで…同じことを繰り返します(笑)
なので、何度も同じ事を言い聞かせています。
その度、わたしも同じ事を心の中で自分にも言い聞かせています。

ただ、いつかその意味を知り、その意味の大切さを
娘の心の中にいつも忘れずに根付いてくれることを祈ります。

パトリシア・C. マキサックさんの文は、
子供にも大人にも共通で訴えかける素晴らしいものだと思います。
また、ジゼル・ポターさんのちょっと哀愁をただよわせる、
ヘタカワなセンスの良い絵がわたしは大好きです。

うちの子は,6歳になってから読み聞かせました。







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