![]() | すいしょうだま (fukkan.com) (2005/03) スズキ コージ 商品詳細を見る |
今日の絵本は、スズキ コージ
「すいしょうだま
スズキ コージさんは、1948年2月28日 静岡県浜北市生まれ。
1987年に「エンソくん きしゃにのる
1988年「ガラスめだまときんのつののヤギ
1989年「やまのディスコ
2004年「 おばけドライブ
かずかずの賞を受賞されいています。
また、スズキ コージさんはとても多才で、
絵本作家の他にも1995年、映画「プ」に出演もされています。
いちおう東京都在住なのだそうですが、
中南米、東南アジア、東欧などを行ったり来たり寅さん的?放浪癖があるようで、
別名『コージズキン』と呼ばれているそうです。
(スズキコージ公認ホームページ ZUKINGより抜粋させていただきました)
絵からも伝わるのですが…ヒッピーハッピーな方のようです(笑)
私も昔は放浪癖があったので、どこかで袖が触れていたかもしれない…
な〜んて、ちょっと思ったりしてみました。
スズキ コージさんは今年(2008年)
「スズキコージズキンの生誕60年展」が開催されます。
さて、今日のお話の「すいしょうだま」は、
グリム童話をモチーフに作られたものです。
むかしむかし、3人の息子を持つ魔女がいて、
魔女は息子たちをかわいく思う気持ちはこれっぽっちもなく
誰一人として信用しておらず、
自分の魔法の力を盗もうと狙っているのだと思い込んでいました。
そこで、魔女は一番上の息子をどでかい「ワシ」に。
二番目の息子をでっかい「くじら」にしてしまいます。
どんじりの三番目の息子は魔女に化け物にされては困ると、
すたこら逃げてしまいす。
その後三番目の息子は、
きんきらきんのおひさまの城に、
魔法にかけられた可哀想なお姫様がいることを耳にし、お姫様を助けに行きます。
やっとお姫様を見つけ出し、彼女を助ける方法尋ねます。
そして、彼女を助けるのには、
井戸のそばのおそろしい牛と戦い、
牛のお腹の中にいる火の鳥が舞い上がった後で、
火の鳥の体の中にある卵の黄身の中にある水晶玉が必要で、
この水晶玉を使うと、魔女の魔法が解けると知り、
若者は水晶玉を探しに出かけ、
兄弟の力も借り、無事に水晶玉を手にします。
めでたしめでたし。
と、普通ならばお話がここで終わるのですが、
このお話はここでは終わらず、
不思議な続き…が用意されています(笑)
最後まで、不思議な世界が広がります。
文章がとても軽快で、難しい表現の中、
ところどころに型を破ったような表現も多く、
そのギャップがとても面白いです。
「おそれおおくも。かすみたなびくむかしむかし
魔法使いの女がいた。」
こんな出だして、挿絵は魔女が長いガラスのパイプのようなものを口にくわえている
シーンが描かれていて、
??ううん??
表紙が気に入って手にとった絵本だったけれど、
中身はちょっとどんよりとした絵が多く、
娘も途中まで「ママ怖いかも…」と言いながら、恐る恐る見ていましたが、
絵と同様、スズキコージさんのテンポの良い不思議なストーリー展開に、
完全に引きつけられたようで、
読み終わるとすぐに、
「もう一回!」とアンコールがあったほどの気に入りようでした。
この「すいしょうだま」は、
インターネットサイト「復刊ドットコム」で、
読者のリクエストを多数集め復刊されたもので、
初版は、1981年だそうです。
うちの子は、5歳のころによく読み聞かせてました。
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