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今日の絵本 no.81

バロチェとくまのスノウト (世界の絵本)バロチェとくまのスノウト (世界の絵本)
(2008/06)
イヴォンヌ ヤハテンベルフ

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今日ご紹介する絵本は、イヴォンヌ・ヤハテンベルフ・作の
バロチェとくまのスノウト 」になります。

まずは、作者紹介。
イヴォンヌ・ヤハテンベルフ(Yvonne Jagtenberg)さんは、
1967年オランダ・ティルブルフ生まれ。
アルネムの芸術学校を卒業。
2001年「とくべつないちにち 」を
2002年「ぼくの ウサギ」を発表。
オランダ国内での数々の賞を受けてます。
絵本の他に、子供用の家具やテキスタルデザインも手がけているようです。

バロチェの公式サイトはこちら
日本語で紹介されているページもあります。
また、バロチェのぬりえをダウンロード出来るので、
覗いてみてくださいね☆


さて、今日の絵本の主人公は、
カワイイ真っ赤な髪の毛の「バロチェ」
彼女はたくさんのくまのぬいぐるみを持っています。
それは、いろいろな人からプレゼントされたものです。
どうやら、バロチェはどんどん増えて行くくまのぬいぐるみに
ちょっと困ってしまっています。
なぜなら、バロチェはみんなを思うあまり、
自分のベットで寝かせてあげてしまうので、
自分の寝場所がありません。

ある日バロチェは、いつも旅をしているおばさんから
遠くの国から来た、くまのぬいぐるみをプレゼントされます。
名前は「スノウト」
バロチェはくまを見つめ、思います。

「このこ 大好きだわ。あたしの ベットに ねかせてあげよう」

けれど、帰ってみると、ベットはすでに満員。
ぎゅうぎゅう。

バロチェはくまたちを他の誰かのベットで寝かせてはもらえないかと尋ね歩きます。
ママのところや、ベンおじさんのところや、おばあちゃんのところに…。
けれど、バロチェのくまを自分のベットで寝かせてくれる人はいません。

くまたちにベットを譲って、床で寝ながら
困ったバロチェは考えます。

「スノウトも みんなも、ぎゅうぎゅうの ままで いい?
 それとも、 どこか いきたい ところは ない?」と…。

そして、どういやらバロチェは名案が浮かんだようです。
バロチェは次の日に、誕生日のベンおじさんのところに行って、
とっておきのプレゼントをします。

「このこ おじさんの ところに いたいんだって!」

ベンおじさんは、自分の持っていたくまを懐かしがります。

そして、
バロチェは体の調子を崩したおばあちゃんの所に行って、

「このこ おばあやんの そばに いたいんだって!」

と、もう一匹大きなくまを。はやくよくなってねと、言ってプレゼントします。

そんなこんなで、バロチェのベットはいつしかスペースが出来て、
バロチェはお気に入りのくまと一緒に寝る事ができます。

さてさて…そのくまは…いったいだれだったのでしょう。


この絵本、表紙のピンクと、カワイイバロチェに惹かれて、
中身も見ずに図書館から借りてきた一冊です。
私はヨーロッパの人たちの中の、色彩感覚が大好きで、
どこの国の作品かも知らずに、何気なく借りて来た一冊でしたが、
思った通り、絶妙な色彩バランスが素敵な一冊でした。

バロチェや登場人物の飛び出たような目が印象的な作品で、
始めは、見えないはずの場所に目がある。
まさしく、ピカソ!的な構図だったりするのですが、
見慣れてくると、なんてことはない。
綺麗で清楚なおばさんに見えて来たり(笑)
なんだか、イヴォンヌマジックのようです。

また、作者の生真面目で誠実さが伝わる、直線の美しさ。
これも、絵本としては珍しく面白い構図を描いているのも好きでした。
直線は部屋の内部を想像させるてくれて、
おばさんの部屋の窓から見える一本の木の、
陰によっての遠近感が、この庭の広さと上手く表現していたり、
ママとパパのベットの広さも、直線によって上手く表現されていたり。

物語に至っては、自分のベットにぬいぐるみを寝かているから、
自分は床でしか寝られない。
そんな、純粋な子供らしい、溢れる愛情を表現しているのもとても気に入りました。

わたしの娘も、こんなバロチェのように愛情深い、
譲ることが自然に出来る子に育って欲しいなと思いました。

うちの子は、2歳になる頃に読み聞かせましたが、
内容的には、3歳くらいから読み聞かせをしてあげると良いかと思います。

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