絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

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今日の絵本 no.78

オレ・ダレ (講談社の創作絵本)オレ・ダレ (講談社の創作絵本)
(2002/12)
越野 民雄

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今日ご紹介する絵本は、越野 民雄さん・文 高畠 純さん・絵の

オレ・ダレ」になります。

まずは、作者紹介☆

越野 民雄さんは、1948年東京生まれ。慶応義塾大学卒業。
広告代理店のコピーライターとして、TV、新聞等の制作に携わりながら、
文筆家として活躍。
主な作品に「オー・スッパ 」「ぼく いぬ
名探偵モンスターパパの日曜日」「続・名探偵モンスターパパの日曜日
ワン (幼児図書ピース)」などがあります。

高畠 純さんは、1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学卒業。
東海女子大学教授かたわら、
絵本作家、イラストレーターとしても活躍されています。
主な作品に「ピースランド」「だじゃれすいぞくかん」に「だじゃれどうぶつえん
ペンギンたんけんたい (どうわがいっぱい)
だれのじてんしゃ」で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞。
オー・スッパ」で、日本絵本賞を受賞をされています。



さて、今日のお話は、たくさんの動物たち。
タイトルにもあるように、
「オレ・ダレだ」と子供も参加型の絵本です。

夜空にはキラキラ輝く月と星。
月明かり中に浮かぶシルエット。
そして、なぞなぞ形式で動物たちは自分の特徴を子供達に問いかけます。

「オレ、せが たかい。すごく とおくが みえる。
 でも、あしが とっても ほそい。だから きを つけないと、
 つまずいたら ヤじゃない。オレ、ダレだ。」

草原の中で、高い場所にある木の葉を食んでいるシルエットを見て、
子供は「キリン!」と元気によろこんで答えてくれます。

青い夜空。
黄色い月と星。
白い牙やいくつも見える白い目。
黒い動物たちのシルエットと草木。

単純色しか使ってないけれど、
それだけで、十分に動物たちが見えて来ます。

また、同じく黒でも、微妙に濃い黒と淡い黒で使い分けていて、
動物たちの柄や、皺などの特徴がよく表現されています。
そんな、黒での表現が、こんなにも動物達の存在感を写し出す物なんだ…と、
いままでと、ちょっと違った角度で動物を見る事ができたのが、
とても面白かったです。

動物になりきって、「オレは、ダレ」「ワタシは、ダレ」と、
ちょっと大袈裟に読むと、
子供達は、とっても喜んでくれて、
なぞなぞの答えを、かなり盛り上がって答えてくれます。

うちの子は、1歳になってから読み聴かせました。




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絵本☆イベント no.7

もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)
(1995/02)
谷川 俊太郎

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今日ご紹介する絵本イベントは、
新潟市にある新津美術館で開催されている、

もーやん えっちゃん ええほんのえ」です。

       原画約300点(元永約210点,中辻約90点)
 
開催期間   5月30日(土曜日)~7月5日(日曜日)まで

       10:00~17:00(入場16:30 まで)
       月曜休館

会場     新潟市新津美術館

観 覧 料    一般     700 円
       大学・高校生 500 円
       中学生以下     無料

       20枚以上一括購入20%引
       障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は観覧無料
      (受付でご提示ください)

アクセス   〒956-0846
       新潟市秋葉区蒲ヶ沢 花と遺跡のふるさと公園内 
       ?0250-25-1300
       アクセス方法はこちらからチェックしてみてください。




「もーやん」こと元永定正さん(1922~)と、
「えっちゃん」こと中辻悦子さん(1937~)は、
ともに現代美術の第一線で活躍したご夫婦でいらっしゃいます。

お二人は30年にわたり絵本制作にも意欲的に取り組んできました。
 
もともとは前衛集団「具体美術協会」のメンバーでもあった元永さんの代表作品には、

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)』(文・谷川俊太郎/1977),
もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)
(文・山下洋輔,イラスト・元永定正、構成・中辻悦子/1990)

などの斬新な作品によって絵本界に新風を巻き起こしました。

作者いわく「へんな絵」と言葉のリズム感に満ちたこれらの絵本は,
世代を超えて広く親しまれています。

中辻さんは,グラフィックデザイナーを経て,
1960年代から本格的に創作を開始。
主な作品として『いろいろしかく』(1988)や
まる まる』(1998)
よるのようちえん (日本傑作絵本シリーズ)』(文・谷川俊太郎/1998)では,

この作品は第17回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(1999)で、
グランプリを獲得されています。
 

「もこ もこもこ」は、
小さな子供から大きな大人まで楽しんでいただける楽しい絵本ですよね。
絵本を紹介する雑誌や本などでも、
必ずと言っていいほど、掲載されている作品です。

そんな「あ!見た事がある!」という感動を子供に感じてもらいたいですよね。

ちょうど、夏休みになるので、我が家も足を運んでみたいな…。
と、思ってます。

お近くの方は、足を運んでみるのはいかがでしょうか?




今日の絵本 no.77

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)
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今日紹介する絵本は、
マリア・テルリコフスカさんとボフダン・ブテンコさんの

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランド絵本)
になります。

まずは、作者紹介です。
文を書かれている マリア・テルリコフスカさんは、
ポーランドの現代作家のひとり。
ただ、残念なことに、
マリア・テルリコフスカさんの詳細がなかなかつかむ事ができず、
今回は、名前をご紹介するのみで…。
近いうちに、あたらし何か情報を得たら、ご紹介しますね。

さて、イラストを描いているボフダン・ブテンコさんは、
1931年2月8日水瓶座ポーランド生まれ。
1955年ワルシャワの学校を卒業。
漫画家、イラストレーター、ポスター・アーティスト、
映画や舞台のデザイナーなど、とても多彩なお方です。
パリ 、 ブラチスラバ 、 ブダペストの個々の展覧会を多数。
また、リミニでのポスターコンクールで銀賞を受賞。
多くのポーランド最高のブックカバーのデザイン賞を受賞。
数々の映画のポスターは、とてもユニークで、素敵なものばかり。
ボフダン・ブテンコ ギャラリーにて見られますよ。


さて、今日の絵本の主人公は、「しずく」(くん?)
しずくは、ある水曜日の日に、
村のおばさんのバケツからぴしゃんと飛び出して旅に出ます。
しずくは、綺麗好き。
汚れたからだを綺麗にするためにクリーニング屋さんへ。
けれど、いつも濡れていなくはいけないしずく。
クリーニングするのはやめて病院へ。
すると、病院ではしずくの汚れの中にいっぱいのばい菌が…。
ぐらぐらと鍋の中で煮立てて、
ばい菌をやっつける。とお医者さんが言います。

「まっぴらよ!」

と思って病院から逃げ出したしずくは水の中へ。
「おぼれる~」

と、思ったしずく。
水から出来たしずくが、水に溺れるなんて、おもしろい発想ですよね。

その後しずくは、溺れはしなかったものの、
蒸発して空に舞い上がって雲になったり。
雨になったり、氷になったり…。
そして、川に流され、水道水に混じり…。
しずくの大冒険は続きます。


この絵本は、しずくが主人公ではありますが。
何と言っても凄いのは、
水とはどういう物なのか…という事を、
幼児にとても分かり易く教えてくれていることですね。

さすが、ロングセラー絵本ですね。

しずくという物は、
水から出来ていて、水は温かくなると蒸発して雲になり、
雲は雨降らす。その雨は実は水からできている。
寒い時には、水は凍りになり、氷は岩をも砕く力を持つ事も教えてくれます。
そして、氷が溶けるて流れついた先は川。
川は町を流れ、それが水道まで繋がっていつという事も教えてくれます。
その蛇口から出る水が、わたしたちの生活に必要だってことを教えてくれる為に、
洗濯機(笑)でしずくはレースと一緒に洗われます。

この、一連のおはなしの中に、
今の時代、子供たちに伝えたい「eco」(エコ)な考えがありますよね。
バケツの中の水も、雨も川も水道水も、
みんな繋がっているんだね。
わたしたち人間が必要不可欠な水を大事にしようね…。
そんな思いが込められている絵本です。

私的には、大人目線として、
冒険家としておばさんのバケツから生まれたしずくは、
ひとりぼっちで旅に出る事にしたのは良いけれど、
はじめの旅先、裏に庭はホコリだらけで汚れてばい菌だらけ。
溺れそうになって、雲になったは良いけれど、
雲は居心地がよいので置いて欲しいと哀願するしずくを、
雨にして地面に落としちゃいます。
落ちた先は、岩の割れ目。
そこからは出られそうもないと思い、絶望に苛まされたしずくは
「このまま死んでしまうのね…。」とかなり落ち込んじゃいます。
けれど、しずくは運良く脱出できて、
また旅にでようと意気込んだしずくでしたが…。
今度は転げ落ちて川の中…。

あ~ついてない。ふんだりけったりな、しずくの旅(笑)

う~ん。しずくの冒険は、人間の一生にも似ているな…。
なんて、思ってもみました。
旅はそんなに甘くはない。
即ち、人生もそんなに甘くはないのよ…。
大人には、そんな教訓をも感じさせてくれる、
深~い絵本でした。

初版は、1965年。
日本での初版は1969年。
共産圏だったポーランドでこんな可愛い絵を描く男のひとがいたのですね(笑)

ポーランドは一度だけ、旧ドイツにあたる町に行った事があります。
そこは、小さな町でしたが、とても街並が美しく、
町中を走る電車などは、ドイツの電車のように、
デザイン性に長けていて、驚いたのを覚えています。

うちの子は、5歳になってから読み聞かせましたが、
4歳からでも十分に楽しんでいただけます。


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