絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

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今日の絵本 no.73

おおきなおとしもの (ほるぷ海外秀作絵本)おおきなおとしもの (ほるぷ海外秀作絵本)
(1979/01)
H.C. アンデルセン

ジャン ウォー

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今日ご紹介する絵本は、
H.C. アンデルセン(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)・原作

ジャン・ウォール・文 レイ・クルツ・絵 の

おおきなおとしもの」になります。

まずは、作者紹介です。

原作者のH.C. アンデルセン
(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)

あまりにも有名な方ですね。
わたしも彼の作品を何度も繰り返し読んで育ったひとりです。

アンデルセンは、1805年4月2日、デンマークのフュン島の都市オーデンセに、
貧しい靴職人の息子として生まれます。
1819年14歳でオペラ歌手になるためにコペンハーゲンに行きますが、
失敗し数々の挫折の繰り返します。
その後、ヨーロッパを旅し、
1835年30歳のときに、イタリアを旅した時のことを綴った小説
即興詩人」を書き作家として認められます。

その後『おやゆびひめ』『人魚ひめ
みにくいあひるの子』『はだかの王さま』など多くの童話を書き、
1875年8月4日、70歳でこの世を去る迄、
150編あまりの童話を発表されたようです。

彼が死去した時には、デンマークの皇太子や各国の大使。
子供からお年寄り、浮浪者に至るまで葬式に並ぶ騒ぎになったそうです。
世界中の人々に愛された童話作家さんですね。

この絵本は、アンデルセンが30歳の時に書かれた詩で、
1836年12月17日 Den Danske Bandeven と言う週刊誌に最初に掲載されたそうです。


アンデルセンの詩を元に文章を書いたのがジャン・ウォール
ジャン・ウォールは1933年4月1日に医者の息子として、
オハイオ州コロンバスで生まれます。
彼は古い映画のコレクターとしても有名な方だそうです。
代表作に The Anmals ' Peace day (動物の平和な日々)  
     Puss Kitty (ねこのキティ)
     Pleasant field-mouse (ゆかいなねずみ)などがあります。

絵を描かれているレイ・クルツは1933年アメリカ ニューヨークに生まれる。
スパニッシュハーレムで育った彼は、
5歳の頃から絵を描き始め、
高校卒業後、グラフィックアートを専攻卒業します。
彼はアートやデザイン、テキスタイル、壁紙のデザイン。
広告のイラスト、ファッションイラストなど、幅広いジャンルで活躍されました。
代表作に If I Had My Way (わが道を行くと)
     Alexander and The Terrible, No Good, Very Bad day
  (アレキサンダーととてつもない厄日) などがあります。


さて、今日ご紹介する絵本の主人公は「おちょうしもののおばさん
このおばさん。
一羽のめんどりと暮らしています。
このにわとり。よく卵を産んでくれます。
おばさんは、それを町に売りに行くことにします。
そして、そこからこのおばさんの白昼夢…(笑)

きっと たまごは おかねに なるわ。

夢物語は始まります。

たまごがお金になって、おばさんはめんどりを2羽買います。
そして、3羽になっためんどりは、たまごをいっぱい産んで…。
そのうちめんどりも増えて、たまごもいっぱい。

おばさん。
おかねもいっぱい

そこで、おばさん。
がちょう、ひつじ、ぶた、うし…
おかねが増えるたびに、動物を飼って…。

めんどりのおかげで、
おばさん、どんどんお金持ちになって…。
どんどん。
どんどん。

しあわせをつかんで行っているはず…なのですが…。
おばさんの現実は…。


この絵本を読んだ後に…。
おばさんの最後の結末に子供はめちゃめちゃ喜んでいるのですが、
母親として…。
ではなくて、同じ女性として、この物語は痛いとこをつかれたような、
ちょっと、複雑な気分を味わいました。

是非、大人にも読んでいただきたい作品です。

うちの子は、5歳になってから読み聞かせましたが、
4歳くらいから読み聞かせられる作品だと思います。






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今日の絵本 no.72

おじいちゃんがおばけになったわけおじいちゃんがおばけになったわけ
(2005/06)
キム・フォップス オーカソン

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今日ご紹介する絵本は、
キム・フォップス オーカソンさん・文 
エヴァ エリクソンさん・絵の

おじいちゃんがおばけになったわけ」になります。

まずは、作者紹介。

文章を書いている、キム フォップス オーカソンさんは、
1958年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。
子どもに関わる様々な職業を経験したのち、
作家、漫画家、イラストレーターとして注目されます。
デンマークでは現在、映画の脚本家としても活躍中です。

絵を描かれている、エヴァ エリクソンさんは、
1949年スウェーデンに生まれ。
国立美術学校で学び、
日本でも人気のイラストレーターでもあり絵本作家でもあります。

日本語訳されているもので、「パパが宇宙をみせてくれた
みどりの谷のネズミしょうぼうたい」「パパはジョニーっていうんだ
ちいさないえが ありました (世界の絵本コレクション)」などがあります。

ママときかんぼぼうや (1981年) (ヨーロッパ創作絵本シリーズ)」のさし絵で
エルサ・ベスコフ賞を受賞されています。


さて、今日のおはなしの主人公は「エリック」というおとこのこ。
エリックは、大好きなおじいちゃん死んでしまって、
かなしくて、いっぱいいっぱい泣きました。

ママは「じいじは、天国にいくのよ」と教えてくれて、
パパはじいじは、「土になるんだよ」と教えてくれました。

どっちもエリックにには、ぴんときません。

その夜、死んだはずのじいじがエリックの部屋のタンスの上に座って、
くらやみをぼんやりとみつめていました。

なにしているの?しんだんじゃなかったの?」と、
死んだ筈のじいじを見ても、エリックはとても冷静。
わしも、そうおもおうんだが」と、
おじいちゃん(笑)本人は,自分が死んだ事を分かったいたようですね。
それからふたりの…ちょっとおかしな会話と続きます。

まずは、前に読んだ「おばけの本」を思い出して、
ふたりはじいじが
ほんとうにおばけになったかどうかを試してみたりもします。
そして、かべをするりと通り抜けるじいじを見て、
エリックのひとことが、無邪気で笑っちゃいます。

やっぱり、おばけだ。
 じいじ、おもしろいことになったね!


それから、じいじとエリックは「おばけの本」に書かれていた、
この世にわすれものがあると、人はおばけになる
と言うのを書いてあるのを見付けて、
じいじとエリックが、じいじの「わすれもの」を探すことにします。

けれど、なかなか見つからない、じいじの「わすれもの」
何日もかけて、じいじとエリックは探します。
そして、やっと見付けたじいじの「わすれもの」は…。

この絵本
子供から、めちゃめちゃ近いところに、
きるじゃなくて、ってことをおいた、
ちょっと新しいかも!と思った作品でした。

3年前にわたしの父が他界した時に、娘はまだ3歳。
目の前で死と言うものを体験したのにもかかわらず、
子供は目の前で特別なことが起こっているような感じではなく、
笑って遊んだりしている姿が印象的です。

しっかりとしなければいけない大人の方が、
ちょっと取り乱したり、
しくしくと泣いていたり…。
娘はジジが死んだのは完全に理解はしていましたが、
大人に狼狽えることはありませんでした。

子供にとっては、
死は大人ほど特別なことではないようですね。

インドのバラナシ(ヴァラナシ)へ滞在している時に、
ガンジス川のほとりの火葬へと足を運んだ時の事を思いだしました。
亡骸が火葬されて灰になった後は、
その灰をガンジス川に流します。
その周りでは、沐浴はもとより、洗濯もするし、顔を洗ったり、歯を磨いたり。
沐浴と言うよりも、水泳水遊び?
てな感じで、子供から大人までわいわい遊んでいます。
でも、隣では死体が焼かれています。

インド人にも、死と生はそれほどかけ離れたものではないようですね。

死が特別なことになるのは、いつからなのでしょう…。
きっと、死ぬのが怖くなった瞬間からかも知れないなぁ…。
などと、思ってみたりしました。

題材が死なのですが、
ユーモアもたっぷりで、
人を惹き付ける魅力に長けている作品なので、
娘のリピートおねだりが多い絵本の中の一冊です。

最後の方では、大人は目頭がジーンとしてしまうシーンがあるのですが、
それも魅力のひとつでもあるようですね☆

うちの娘は6歳になってから読み聞かせました。

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