絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

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今日の絵本 no.53

きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)
(2000)
五味 太郎

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今日のご紹介する絵本は、五味太郎さんの
きんぎょがにげた」です。

この作品、知らない人がいる?と思うぐらい、
本屋さんには必ずある絵本の一冊ですよね。
可愛いピンク色の金魚が、たまらなく可愛い。

作者、五味太郎さんは1945年東京生まれ。
桑沢デザイン研究所ID科を卒業。
工業デザイン、グラフィック・エディトリアルデザインなどのデザイナーを経て、
1973年5月初版「みち」で絵本作家としてデビュー。

出版された本はざっと400冊以上。
一言で400冊と言いますが…めちゃめちゃ膨大な作品数です。

エッセイなども書かれています。
かなり多才で、服飾デザインなどもされたことがあるようです。

軽快な語り口が癖になってしまい、私も何冊かエッセイを読ませていただきました。
中でも「絵本をつくる」はなかなか楽しかったです。
仕事場の写真なんかも載っているのですが、
とても、綺麗で整理整頓されたアトリエで、
コンクリート打ちっぱなしの壁に、
五味さんのメモが綺麗に並んで貼られていたりします。
几帳面さが伝わってくるアトリエです。

絵本作家のアトリエと言うよりも、
建築設計士やグラフィックデザイナーなんかが使っているような
大人の為に発想を繰り広げる場のような感じがしたのですが…。
ここで絵本が作られていると思うと、ちょっと面白い(笑)

五味さんはいつも黒のTシャツ姿(ピタっと系)のイメージが強いですねぇ。
仕事のできるおじさま☆的な風貌が素敵です!

さて、今日の絵本のあらすじですが…。

主人公とでも言うのでしょうか…?
いや…やっぱり主人公なのですよね。
ピンク色した「きんぎょ
このきんぎょが、本日の主人公。

このきんぎょ。
金魚鉢からぴょ~んと逃げちゃいます。
そして、いろいろなところに隠れてしまうのです。
おもちゃのなかや、へやのなか。
キャンディーボックスのなか…など、
ページを捲るたびに、いろいろなところに紛れ込んでいるきんぎょがいます。
そのきんぎょを

どこにいるかなぁ~?

と私が尋ねると、

ここ~!

と嬉しそうに娘が指差したものです。

何度やってもきんぎょの隠れ場所は同じなのに、
娘はまるで、はじめてこのきんぎょの隠れ場所を見つけたかのように、
何度も、何度も自信満々に答えてくれました。

その都度、親も娘の正解を大きく讃えて、

ピンポ~ン!」と何度もいったものです。

親として、読み甲斐のある一冊です。

うちの子は、0歳のころから読み聞かせていました。









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今日の絵本 no.52

よーどん


よーいどん! (ピーマン村の絵本たち)
(1998/09)
中川 ひろたか・文  村上 康成・絵


今日の絵本は、中川ひろたかさん文、村上 康成さん絵の
よーいどん!」です。

文を書かれている中川 ひろたかさんは、1954年埼玉県大宮市生まれ。
1976年から5年間、保育園に保父として勤務をします。
1977年10月には保母資格取得。
なんと!日本では男性初の保母資格取得者なのだそうです。
1987年にみんなのバンド「トラや帽子店」結成し、元リーダーとして活躍。
1995年「さつまのおいも」で絵本作家デビュー。
1998年子どもの歌専門レーベル「ソングレコード」設立。数々のCDを制作。

鎌倉には中川ひろたかさんがオーナーのお店。
絵本カフェ「SONGBOOKCafe」がオープンしています。

絵を描かれている村上康成さんは、1955年岐阜県郡上八幡生まれ。
愛知県立芸術大学・芸術学部・デザイン科中退の後、
出版社、デザイン事務所勤務を経て独立。
1983年初版「ピンク、ぺっこん」で絵本作家デビューをします。
1986年 「ピンクとスノーじいさん」ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
1988年 「プレゼント」ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
1989年 「ようこそ森へ」ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
1991年 「ピンク!パール!」ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレで金牌受賞。
1997年「森へようこそ」 第48回全国カレンダー展特別部門賞受賞。
2003年「なつのいけ」 第8回日本絵本大賞受賞。

ウクレレを弾き、自然が大好きで、釣りが大好き。
そんな村上さんは、「絵本も描けるウクレレ釣り師」と異名を持つほど。
静岡県の伊豆高原に「村上康成美術館」がオープンしています。

二人とも…もの凄い作家さんです。
そんな、二人が出会って出来たのが、
ピーマン村の絵本シリーズ」になります。

さて、今日のお話ですが、運動会のかけっこのお話。
けれど、ただのかけっこではありません。

白組さん。
赤組さん。

いちについて…よ~い…
うどん。

園長先生のかけ声からはじまります。

かけっこ。
かけっこ。

いつの間にか、一緒に鶏もかけっこをしています。

こけっこ。こけっこ。

跳び箱を越え、網をくぐり、橋をわたって、
いきなり

ザブ~ン!

え?海で泳いじゃうの?

不思議な展開の中、
赤組さん。白組さん。
クロール、バタフライ、背泳ぎに平泳ぎ。
それぞれの得意技で海を乗り切ると、
今度は…。

三輪車?

ただのかけっこと思いきや、ちびっ子版、トライアスロン??だったのかぁ。
などと、思っていると…。次には…。

え?今度は縄跳び?

縄跳びの後、子供達は汗を流し流し、最後の難関に挑みます。

表紙の絵から、すでに物語は始まってりる珍しい絵本です。
この、子供達の緊張感が伝わってくる表紙がたまりません。
中川さんのよけいなことは語らない文体に、
村上さんの単純なのに躍動感のある絵と重なって、
物語はスピード感を増していきます。
最後には、子供達の息づかいまで、聞こえてきそうです。

この「ピーマン村のシリーズ」が、うちの娘がめちゃめちゃ大好きで、
毎週幼稚園から絵本を一冊借りて来るのですが。
頻繁にこのシリーズを借りて来ます。

中でも、中川さん似の園長先生?のボケが大好きで、
いつも大笑いしています。
今回は、よ~い「うどん」の部分で、
ページの隅からひょっこりと顔をだした中川さん似の園長先生は、
うどんの入った丼を持って登場します。
娘は、この箇所になると、
大きな声で、『うどん』と叫びながら大笑い。
園長先生は、このシリーズには欠かすことの出来ない大切なキャラクターです。

絵本大好き「こんにちは絵本作家さん」で、
お二人のインタビューがあります。
とても、素敵なおじさまで、
中川さんが園長先生にそっくり!(笑)素敵ですよ。

うちの子は、4歳のころから読み聞かせています。













今日の絵本 no.51

しらみのルールー (にわの小さななかまたち)しらみのルールー (にわの小さななかまたち)
(2002/09)
A.クリングス、奥本 大三郎 他

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今日の絵本は、アントゥ-ン.クリングスさんの

しらみのルールー」です。


アントゥ-ン.クリングスさんは、1962年生まれ。
父はデンマ-ク人、母はフランス人のフランスの絵本作家。
グラフィック・ア-トを学んだのち、
ウンガロのもとで4年間テキスタイルデザインをなどをします。

1994年からスタ-トした「にわの小さななかまたち」シリ-ズは、
人気を得て、そのキャラクタ-はすでに30を越え、
アニメやCD‐ROMにもなっているそうです。

さて、今日の絵本の主人公は、しらみの「ルールー
ある日、ルールーは住み心地の良い金髪の頭から落っこちてしまいます。
ルールーは必死でもとに戻ろうとしますが、金髪頭はどこかに行ってしまいます。
そこでルールーは、新しい家を探しに出かけます。

家を探していると、まるはなばちの「レオン」に会い、
レオンからみつばちの「ミレイユ」のお宅を紹介されます。
ミレイユの家を尋ねますが、ミレイユは留守だったので、
ルールーはなぜか?ミレイユの家の側で「ルールーの美容院」を始めます。

お洒落なミレイユは、すぐに美容院で髪型を変えてもらいに、
「ルールーの美容室」に出かけます。
ミレイユは気に入ったようなのですが、
可哀想なことに、他の虫達にからかわれてしまいます。

さて、ルールーの腕がいまいちだったのか、
本当にミレイユが似合わなかったのでしょうか…?
作者のみぞ知る…ですかね。

まっ、しらみの美容室することですから…ね。

??本当ならルールーは家を探していたのでは…。

そうなのです、「ルールーの美容院」はルールーの仮の姿なのです。
ルールーは、ちゃんと住み心地の良いふわふわの家を見つけることが出来ます。

そのかわり、知りたがり屋の小人が…ちょっと可哀想かもしれませんね(笑)

しらみ」というタイトルからして、ちょっとマイナーな感じがするのですが、
ちょっとたくらんだ顔のルールーに惹かれてしまい、
ついつい手に取ってしまった一冊です。
確かに、たくらんだ顔の通りの、ルールーの賢さが見えます。

しらみが美容室を開くと言う、斬新な発想がとても面白かったです。
また、アントゥ-ン.クリングスさんのこの
「にわの小さななかまたち」シリーズは、「しらみ」の他にも、

蚊のフレデリック
はえのパトゥーシュ
のみのリュース

かなりマイナーな虫たちに光をあてているところも面白いですね。
どの絵本も、とても可愛らしく、明るい絵で描かれていて、
マイナーな虫とは思えないほど、魅力的です。

うちの子は、5歳になってから読み聞かせました。





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