絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

今日の絵本 no.42

だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)
(2001/04)
デイビッド シャノン

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今日の絵本は、デイビッド シャノンさんの、

だめよ、デイビッド!」です。

デイビッド シャノンさんは、1959年アメリカワシントン州生まれ。
ただ今、ロサンゼルス在住。

イラストレーターで活躍した後に、絵本の作家に。
1999年コールデコット賞オナー(次点)『だめよ、デイビッド!』
全米図書館協会優秀図書賞、
2002年 第7回 日本絵本賞 読者賞(山田養蜂場賞)を受賞しています。

この愛くるしい顔の絵を、
どこかで見たような記憶がある方もいらっしゃるのと思いますが、
(今はやっているかどうか定かではないのですが…)
薬用ハンドソープのCMで、このデイビットが登場していました。

我が家では、娘がそのCMを見るたびに興奮して
『デイビッド〜!』と叫んでました(笑)

さてこのお話ですが、主人公デイビッドがいろいろとやってくれる
壮快なお話(笑)となります。
かなり危うい表紙の絵でも、デイビッドは積まれた本の上に乗り、
金魚鉢に両手が伸びていますね(笑)

絵本のページを捲るたびに、デイビットはこんなことばかりしています。
なので、「ダメよ!デイビッド!」と、ママに言われちゃうのです。

ママに「ダメ!」と言われる事を、
悪い事だとは知っていても…?(もしかしたら知らない?)
楽しそうなので、興味があるので…。

やめられな〜い!

そんな行動をどんどんやってしまうデイビッドに、
子供はとても共感するようです。
だから、子供がデイビットが大好きなのです。

そして、「ダメだよね〜デイビッド。」と良い子の意見を言ったりします(笑)

最後に、見開きページいっぱいの泣きそなデイビッドの顔が出て来て、
やんちゃだけど、憎めないデイビットの可愛いさが伝わってきます。

その後、ママにギュ〜っと抱きしめられるのですが、
こういったコミュニケーションが大事なんだよなぁ〜と、
考えさせられました。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせていました。







今日の絵本 no.41

パパ、お月さまとって!パパ、お月さまとって!
(1986/12)
エリック カール

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今日の絵本エリック カールさんの、
パパお月さまとって」です。

このお話は、以前にも書きましたが、
満月の夜、大きく見えた月に手が届くと考えた娘に
『お月様とって』と言われたことがヒントになって出来た作品です。

今回のお話は、モニカと言う女の子が、
お月さまと あそびたいな」と思い、
パパの肩に乗って てを のばしました。
けれど、お月さまには届きません。

パパお月さまとって!

と、モニカが言うと…
パパは、なが〜いなが〜い梯子をどこからか持ってきて、
高〜い山に運び、梯子を立てて月までのぼってしまいます。

パパはもの凄い行動力のあるお方です!
そして、月までたどり着いたパパは月に相談します。

むすめのモニカが あんたと あそびたがっているんだ。」と…。

やさしい月は、

わたしは まいばん すこしずつ 
 ちいさくなっていくんですよ。
 ちょうどよい おおきさになっととき、
 つれていってくださいな。


と言ってくれます。

その後、パパは小さくなったお月さまをモニカのもとに、
無事にお月さまを持っていってあげられます。

モニカはお月さまといっしょに、とんだり、おどったり。
とても楽しそうに遊びます。
けれど、お月さまは小さくなり続けてしまいます…。

この絵本は、途中しかけ絵本になっていて、
長い梯子のシーンでは、両開きに紙が追加されていて、
本当に長い梯子を持ったパパの姿がみられたり、
お月さまにたどり着いた時のシーンでは、
上下に紙が追加されていて、開くととても大きなお月さまがみられます。

凝った仕掛けではないけれど、
子供には梯子の長さや、お月さまの大きな存在感などは、
十分に伝わっていたました。

お月さまの自然の原理である満ち欠けするものだということを、
子供にやさしく教えてくれる絵本でもあります。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせてました。












今日の絵本 no.40

くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)
(1995/06)
山脇 百合子、中川 李枝子 他

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今日の絵本は、なかがわりえこさん さく
       やまかわ ゆりこさん え の

くまさん くまさん」 です。

なかがわりえこさんとやまかわ ゆりこさん言えば、
不滅の名作「ぐりとぐら」の作者でもあります。
そう言えば,どことなく「くまさん」のやさしいタッチの絵が
「ぐりとぐら」と同じですね。

このお話は、くまさんが日常のたわいのない暮らしの様子を、
テンポの良い言葉で語られてます。

そこが、子供が好きなところなのですね。

くまさん くまさん はを みがく
くまさん くまさん かお あらう
くまさん くまさん あさごはん
くまさん くまさん しんぶん よんで

くまさん くまさん ………

くまさんは、勉強をしたり、
ママのお手伝いをして、子守りをしてたら、一緒に寝ちゃったり。
ふとんを屋根の上に干すと、また寝ちゃいます(笑)

くんまさん、寝坊すけさんです。

ちゃんとエプロンして、帽子を被ってお料理だってしちゃいます。
そして、うさぎさん、りすさん。
カメさんにアヒルさん。
他にもたくさんのお友達をご招待して、
自慢の料理を振る舞います。

気前が良いところは、ぐりとぐらに通じるところがありますね。
すごいお利口なくまさんは、子供の良きお手本です。

お話の途中で、お料理で使う野菜が出てきます。
娘とこれな〜んだ。と、クイズをしたり、
くまさんがお皿を洗って拭くシーンでも、
1まい 2まい 3まい 4まい
このお皿は何枚?と、質問してみたりして遊びました。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせてました。

















今日の絵本 no.39

samuwakeshitewasuremasen



サムはけっしてわすれません
(2005/10)
イブ・ライス、あきの しょういちろう 他



今日の絵本は、イブ・ライスさんの、

サムはけっしてわすれません」です。

1977年にアメリカで初版発行。
日本では、2005年10月が初版になります。
随分、長い間日本で翻訳されなかったみたいですね。

このお話は、サムと言う動物園の飼育係さんが主人公。
このサム。3時になると、毎日どうぶつ達にえさをやるのが日課。

まじめなサムは わすれたことなど ありません!

キリンさんには やわらかな みどりのはっぱ。
くまさんには いちご。
しまうまさんには からすむぎを…。
さるさんには きいろい バナナ。

みんなの好物をワゴンに乗せて、
サムは毎日えさやりです。

けれど、ぞうさんだけが、まだえさをもらってません。
他の動物たちも、ぞうのことを心配します。

ぼくのこと わすれたのかい?」
涙が一粒、ぞうの目からこぼれ落ちそうになってしまいます。

そこにサムの登場。

わすれた だって?
 ぼくは けっして わすれないよ!


そこでサムが持って来た物は…。

最後にホッと一息ついて、よかった〜って思える絵本です。
絵がとても可愛らしいです。

娘とは、ところどころに出てくる、風船の色クイズをしたり、
風船の数を数えたりしても楽しめました。

うちの子は、2歳くらいから、よく読み聞かせていました。










今日の絵本 no.38

はらぺこあおむしはらぺこあおむし
(1989/02)
エリック=カール、もり ひさし 他

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今日の絵本は、エリック=カールさんの

はらぺこあおむし」です。

この絵本は知らない方がいるの?と言うくらいの有名な絵本ですね。
エリック カールさんの代表作と言ってもよいのではないのでしょうか?
なんと!1976年に日本で初めて発売されたアメリカ人絵本作家の絵本が、
この「はらぺこあおむし」なのです。
世界33カ国で翻訳され、出版されています。

この作品にはうたまであるのですから、凄いですよね。
ちなみに、うちの子もうたえます☆

エリック カールさんは、1929年アメリカ生まれ。
ご両親はドイツ人だそうです。
1935年に西ドイツに渡り、シュツットガルトの造形美術大学で学びます。
1952年アメリカに戻り、ニューヨークタイムズでグラッフィックデザイナーとして活躍。
後に絵本作家への道を歩まれます。

レオ・レオニさんと交流があったようで、ニューヨークタイムズには、
彼の紹介で入ったとのことです。

類は友を呼ぶ…ですね☆素敵です。

レオ・レオニさん同様、エリック・カールも子供のために絵本を作ったことがきっかけで、
絵本作家になったそうです。
パパお月様とって」という話ので、
 満月の夜、大きく見えた月に手が届くと考えた娘に
『お月様とって』と言われたことがヒントになったようです。

彼の絵本は、コラージュ(切り貼り絵)の技法が使われていて、
薄い紙に、指や筆で絵の具を塗り、その後切り抜いて下絵通りに重ね張りをすると、
この独特の絵が完成するようです。
鮮やかな色の色彩で「色の魔術師」や「絵本の魔術師」と呼ばれています。

1968年、絵本1,2,3どうぶつえんへ」でボローニャグラフィック大賞を受賞。
翌年の1969年にこの絵本「はらぺこあおむし」を発表。
本当に長く愛されている絵本ですね。

この絵本は、日曜日に生まれたあおむしくんが主人公。
このあおむしくん、とっても食いしん坊で、
月曜日からず〜っと食べ続け、
食べる量が曜日を重ねるごとに増えて行き、
土曜日にはチョコレートケーキからペロペロキャンディ…
あおむしくんの大きさから言うと…食べ過ぎです(笑)

しかも、おやつばかり。

そんなに食べちゃお腹を壊しちゃうよ!
娘にいつも言っていることが現実にあおむしくんに起こってしまいます。
小さな子には、あおむしくんは良い意味で反面教師です(笑)

仕掛け絵本になているページがあって、
あおむしくんが食べた果物にはがあいていています。
子供はその穴があいている部分に指を突っ込んだりして遊んでました。

また、ページを捲るごとに増えて行く
果物の数を数えたりするのも楽しかったようです。

うちの子は、0歳くらいから読み聞かせていました。































今日の絵本 no.37

ゆかいなさんぽゆかいなさんぽ
(1998/03)
土方 久功

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今日ご紹介する絵本は、土方久功さんの

ゆかいなさんぽ」(第一版1965年11月1日)になります。

土方久功さんは、1990年東京都生まれ。
東京美術学校卒業後、1929年にパラオ諸島渡り、
1931年にはサトワヌ島に渡ります。
島では原住民と生活を共にしながら、
彫刻の制作をし、島の民族学的な研究を行ったようです。

この絵本は、自由で捕われていない表現方法が使われています。

物語の中にはたくさんの動物が出てきます。
はじめに、こぶたが散歩をしながら
ぶたぶた ぶたぶた ぶたぶた ぶたぶた」と言って歩いて行きます。
「ぶーぶー」じゃないんです(笑)
やがて、ぶたさんが1羽のアヒルに出会います。
1匹と1羽は、いっしょに散歩に出かけます。
ぶたぶた がおがお ぶたぶた がおがお
その後、トラに出会い、ウサギに出会い。
トラは「うおぉ」ウサギは「ぴよん
ウサギには言葉がなく、飛び跳ねると音で自分を表現します。

また、山の上では、しじゅうからが雀とおながに出会います。
いっしょに村に降りて行くことになり、
つぴつぴ ちゅんちゅん じぇえ つぴつぴ ちゅんちゅん じぇえ

そして、ウサギさんチームしじゅうからさんチームが出会い、
壮絶な歌合戦が始まってしまいます。

自己主張もほどほどに…
そんなメッセージが込められているような物語の結末です。

この絵本の自由な構成の文章も面白いのですが、
表紙にもあるように、絵がとてもお上手とはいえない域の画作なのですが、
妙に親しみが感じられるところに、とても魅力を感じます。
中身はオールモノクロの絵になります。
土方さんがパラオ諸島の民俗学の勉強をされていたことが
絵にも影響していると思われる箇所が、所々にみうけられます。

子供は、この絵本の文章のリズムが好きなようです。

うちの子は、4歳くらいからよく読み聞かせています。



















今日の絵本 no.36

hebinokurikuta

へびのクリクター
(1974/03)
トミー・ウンゲラー


今日の絵本は、トミー・ウンゲラーさんの
へびのクリクター」です。

トミー・ウンゲラーさんは、1931年フランスのストラスブールで生まれるました。
ヨーロッパでの放浪の旅を経て、1956年にアメリカに移住。
画家・漫画家・絵本作家やデザイナーとして幅広く活躍。

ヘラルド・トリビューン賞、
1998年、国際アンデルセン賞画家賞等を受賞されています。

彼の描かれた作品に「すてきな三にんぐみ」があります。
こちらの絵本は、読んだ事がなくても、
絵は見た事がある方は多いのではないでしょうか。

この絵本は、昔のフランスの田舎が舞台で、
ルイーズ・ボトさんと言うご夫人が主人公です。

ボトさんには、ブラジルでは虫類の研究をしている息子さんがいます。
ある朝、奇妙な丸い箱の届けものを受け取ったボトさん。
中身は…おおきなへびでした!
息子さんからのボトさんへの誕生日のプレゼントです。
さすが、は虫類を研究しているだけありますね(笑)

そんな奇妙な蛇を受け取ったボトさん。
毒へびかどうか調べに動物園に出かけます。
害がないのを知ると、
へびに「クリクター」と名前をつけて、
ミルクをのませたり、買い物に連れて行ったり、
ボトさんは、とてもクリクターのことを可愛がります。

やがて、クリクターは素晴らしい才能を発揮します。
体を使って文字を覚え、数字も覚えます。
子供とたくさん遊び、
カフェでテーブルについてドリンクを飲んだりもします。
その姿はとても上品で、かつ優雅でもあります。
飼い主に似るものですね。

その後,クリクターがとても勇敢なはたらきをしたことで、
素敵な勲章までもらってしまいます。

クリクターは、(C'est merveilleux!)素晴らしい!
クリクター絶賛の面白い絵本です。

娘は、へびのクリクターが大好きで、
特に、体を使って文字を覚えるシーンが好きなようです。

また、この絵本の見どころのひとつとして、
ボト婦人の佇まいでしょうね。
田舎の学校の先生なのですが、
洋服、髪型、帽子…
どれもお洒落で、エレガントなのです。

豪華なソファに腰掛けて、クリクターにミルクをあげているシーンは、
古き良き時代のフランスを彷彿させてくれます。

うちの子は,4歳の頃からよく読み聞かせています。







今日の絵本 no.35

kabocyahikousen



かぼちゃひこうせんぷっくらこ (えほんライブラリー傑作選 9)
ぶん レンナート・ヘルシング え スベン・オットー
やく 奥田継夫 木村由利子



今日の絵本は、ぶん レンナート・ヘルシングさん 
え スベン・オットーさんの


かぼちゃひこうせんぷっくらこ」になります。

レンナート・ヘルシングさんは、1919年、スウェーデン生まれ。
詩人、作家、翻訳家でもあります。
特に子ども向けの歌の歌詩、絵本の原作などに多くの作品があるそうです。

前年までに出版されたスェーデンの最も優れた児童書の作家に与えられる賞、
1951年にニルス・ホルゲルソン賞受賞。

スウェーデン政府が創設した、優れた児童少年文学に与えられる、
1970年にアストリッド・リンドグレーン賞なども受賞しています。

また、絵を描いているスベン・オットーさんは、1916年生まれ。
デンマークでは最も魅力的に仕事をしていらっしゃるイラストレーター。
1978年 ハンス・クリスチャン・アンデルセン賞
画家賞を受賞しています。

この絵本は、なかよしなおおくまくんこぐまくんが、
食事中にはちみつの中から何かのたねを見つけます。

「なんのたねかな?」
「うえてみようよ。こぐまくん。」

と、たねを植えてみると…芽が出て、茎が出て。可愛いまめが…。
可愛いまめは、
どんどん どんどん どんどん おおきなかぼちゃになります。

おくまくんとこぐまくんは、
とてもポジィティブな発想の持ち主で、
かぼちゃが住んでいる家の屋根にのしかかって来そうになると、
かぼちゃをくり抜きお家を作り、引っ越しをしてしまいます(笑)
引っ越しが終わると、

「ほんとうの いえみたい。おおくまくん。」
「わるくないな。こぐまくん。」

とても、マイペースポジィティブなくまさん達といっしょに、
このおばけかぼちゃはいろいろな役目を果たながら、
お話は展開していきます。

流れに身をまかせるのも、面白いかも…
なんて、思わせる作品です。

うちの子は、5歳の頃によく読み聞かせていました。