絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

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今日の絵本 no.95


くまごろうのだいぼうけんくまごろうのだいぼうけん
(2005/04)
ブライアン ワイルドスミス

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今日ご紹介する絵本は、ブライアン・ワイルドスミス 作・絵

くまごろうのだいぼうけん」です。

☆あらすじ☆

土曜日の朝です。
気球にお腹の空いた男が二人乗っていました。
二人は食事を取る為に降りました。

二人が行ってしまうと、
一匹のくまがのそり、のそりと現れました。
くまは寝心地の良さそうな気球の籠に乗り込みました。
くまごろうは、たちまち夢の中。

くまごろうが目を覚ますと、
ビックリ仰天!
気球は空を飛んでいます。
くまごろうの冒険のはじまりです。

くまごろうは、これから仮装パレードをする町に降り立ちます.

「ブカブカドンドン ブカドンドン」

ほんもののくまのように仮装したように思われたくまごろう。

「ガルル~」

くまごろうは、とても素晴らしい仮装をしているように思われて、
テレビ局のインタビューと受けたり、バイクに乗ったり、
スタジムを走って、ヘリコプターに乗ってみたり。

「ガルル~!」

これしか言えないくまごろうは、
山の中では決して経験することが無い
人間界の冒険を一日で経験するというお話です。



☆作者紹介☆

作者・ブライアン・ワイルドスミスさんは、
1930年、イギリス・ヨークシャー州ペニストーン生まれる。

バーンズレイ美術学校、スレイド美術学校(ロンドン大学芸術学部)を卒業。
陸軍音楽学校での数学教師を経て画家となる。

1960年よりオックスフォード大学出版局と専属契約を交わし、
絵本を描き始める。
これまで80冊以上の絵本を出版されています。

1962年出版の『ワイルドスミスのABC』で、絵本界最高の
栄誉であるケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
キーピングやバーニンガムと並んで英国絵本の黄金期を築いた一人である。

1994年には静岡・伊豆高原に
「ワイルドスミス絵本美術館」が開館される。

趣味は音楽とクリケットとテニス。
現在は南フランスのカステララスという村で制作に勤しむ毎日とのことです。

2010年生誕80年。

伊豆高原「ワイルドスミス絵本美術館

〒413-0235
静岡県伊豆市大室高原9-101
TEL 0557-51-7330

                          (絵本より抜粋)


☆☆☆☆

この絵本は、くまがバイクの後ろに乗っている表紙に惹かれて手に取った一冊。
中身を見ていろいろな画材を使って、
時にはハッキリと描き、時には水をたっぷり使ってインクを滲ませてみたり。
色使いもとても可愛く、
さすが60年代から描かれている作家さんの作品☆
最近の下手ウマな絵を描く作家さんとは違い、
絵の基礎はしっかり出来ていてるのだけれど、
力を抜いて自由に描かれたサイケなデザインがとてもカワイらしいです。
お花畑の中に置かれた気球の中に入って昼寝をするくまごろうのシーンは、
男の人が描いた?とは思えないほど、
とても愛らしく、胸がキュンとなるほど(笑)カワイイ☆です。

子どもはくまごろうが、
普通の人間のように、タクシーに乗ったり、バイクに乗ったり、
インタビューを受けたり。
そんなくまとは思えない行動ばかりするくまごろうが面白かったようです。

うちの子は5歳になってから読み聞かせました。


☆ブライアン・ワイルドスミス☆



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今日の絵本 no.89

赤い自転車赤い自転車
(1998/05)
ディディエ デュフレーヌ

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今日ご紹介する絵本は、
ディディエ デュフレーヌさん・文 ファブリス テュリエさん・絵の
「赤い自転車」になります。

☆ 作者紹介 ☆

文を書かれている ディディエ・デュフレーヌさんは、
1957年の春。フランスのパリの郊外で生まれる。
ベルサイユにある学校l'école normaleで学び、
教師の職を経て、児童文学作家となる。
1992年にはじめて本を出版。
それ以来、多数の著書がありまが、日本で翻訳されているものは、多くはありません。
現在は、フランスのブルゴーニュ地方の小さな町で、
ブドウ畑に囲まれて住んでいるそうです。

彼の日本で翻訳されている作品は、
きょうもげんきアポリーヌシリーズの、
おひるね 」「ひとりできれるよ」「おまるでおしっこ 」「おいしゃさん 」や、
ぼく、かぜひいちゃった!」などがあります。

絵を描いているファブリス・テュリエさんは、
1970年フランスのローヌ地方で生まれる。
リヨンで学び、イラストレーターになります。
1995年、「赤い自転車」でデビューしています。
日本で翻訳されているものは、この作品だけですが、
他にもたくさんの絵本のイラストを描かれています。

J'aime pas les côtelettes ! 」「Blanche neige (Broché)
Le loup a les crocs (Poche)

☆ あらすじ ☆

お話しの主人公はタイトルにもある、赤い自転車。
赤い自転車である「ぼく」が主人公。

赤い自転車「ぼく」は、新品だった頃はとってもかっこいい自転車で、
ルイーズとパパとママが自転車屋さんに来たときに、
ルイーズは迷わず「ぼく」選んでくれた。

「ぼく」はルイーズといっしょに、いろいろな所に行き、
ルイーズの成長に合わせて「ぼく」も成長して、
補助輪も外し、サドルとハンドルを高くして、
もっと遠くにだって行く事ができるようになったのに…。

「ぼく」のそれ以上は大きくはなれません。
大きくなったルイーズの成長とともに、
ルイーズを乗せる事が出来なくなり、
オンボロになった「ぼく」は、
屋根裏部屋行きに…。

「ぼく」はルイーズと過ごした楽しかった時間を思い、
昔の生活を懐かしみます。

そんなある日、屋根裏部屋のドアが開き、
ルイーズとパパは「ぼく」を車のトランクに乗せて、
「がらくた市」に連れて行きます。
そこで待ち受けていた現実は…。

ルイーズとは永遠に友だちだとおもっていたのに…。

赤い自転車の「ぼく」は、
とてもやさしい手をしたおじいさんに売られてしまうのです。

おじいさんの車の屋根に「ぼく」縛り付けて、
小さな家へと連れて帰ります。
そこで、まちうけていた「ぼく」の運命は…。
やさしい手をしたおじいさんに委ねられ、
赤い自転車「ぼく」は生まれ変わり、あたらしい人生を迎えることとなるのです。

☆☆☆

この絵本。風刺画のような、独特の表情をした男の人たちが、
自転車を覗き込んでいる様子の表紙に惹かれて、
図書館で借りてみました。
思った通り、物語もとても独特で視点が面白い絵本でした。

主人公が、普段は命を持たないはずの自転車に生命が宿り、
その「赤い自転車」からの視点で物語は続きます。
「赤い自転車」は、喜びんだり、楽しんだり。
友情を感じ、哀しみ、不安などの感情が文章の中によく表現されていて、
読んでいるうちに、顔の無い「赤い自転車」の表情が見えて来る気がする…。
そんな、独特の面白い世界に連れて行行ってくれるとても面白い絵本です。

うちの子は、6歳になってから読み聞かせましたが、
内容は、5歳くらいからでも楽しんでもらえると思います。

ディディエ・デュフレーヌ**





ファブリス・テュリエ**



今日の絵本 no.65

ハンタイおばけハンタイおばけ
(2006/10)
トム マックレイ エレナ オドリオゾーラ商品詳細を見る


今日のご紹介する絵本は、

トム マックレイさん・文  エレナ オドリオゾーラさん・絵 の

ハンタイおばけ」になります。

文を書いているトム・マックレイさんは、
1980年生まれイギリス生まれのロンドン在住。
テレビドラマの脚本家でもあるマックレイさんは、
イギリスの主要放送局で多くの作品を手がけています。

ドクターフー
という人気ドラマの新シリーズの
脚本担当の一人でもあります。

2002年英国映画テレビ芸術アカデミー主宰の
英国アカデミー賞テレビ部門に
“Off limits:School’s Out”でノミネート。

本書が彼の初めての絵本作品となります。

絵を描いている、エレナ・オドリオゾーラさんは、
1967年スペインのドノスティア=サン・セバスティアン生まれ。
祖父、父親ともに画家であり、
彼女自身は美術とインテリアデザインを学ばれます。

8年ほど広告関連の会社に勤め、
1997年に絵本画家となり、以来多くの作品を発表。

その数はなんと55作品以上。

本国スペインでは大変高い評価を受けており、
2004年Vegetable Glue (Books for Life)
ケイト・グリーナウェイ賞にもノミネートされています。


さて、今日のお話の主人公はネイト
ある日の朝、ネイトが起きるとベットの上の天井に、
ハンタイおばけが見下ろしています。

ハンタイおばけ。
それは、ハンタイのことばかりするおばけなのです。

ネイトが朝食のフレークにミルクをかけようとすると…。
ハンタイおばけが出てくると、
ミルクはフレークの入った皿ではなく、
空中に舞い、あたりはミルクだらけ(泣)

ネイトが学校で絵を描くと、
ハンタイおばけが現れて、
紙に描いていた絵があたりに散らばり…。
先生もビックリ。

ネイトはみんなにハンタイおばけの存在を知らせようとしますが、
そこは、ハンタイおばけ。
ネイトがハンタイおばけの存在をみんなに伝えたとしても、
ハンタイのことをするのが商売。
みんなにそうやすやすとは姿を見せません

そこで、ネイトは気がつきます…。
ハンタイおばけが考えるハンタイのことを…。

とってもユーモラスに溢れた文章に、
娘も大興奮。
ハンタイおばけは、愉快な天の邪鬼

さすが、トム マックレイさんはテレビの脚本家だけあって、
テンポの良い文章が魅力的です。
また、エレナ・オドリオゾーラさんの物憂げなタッチの絵の中に、
まわりの壁紙の柄などのデザイン性の高さが伺えます。

最後の方で、
壁紙の連続した模様の中で、描き忘れたのか…。
それとも。わざと外したのか…。
一カ所だけ、壁紙の柄の一部が抜けている部分があるのです。
私的にはこれ、かなり気になってます…。

うちの娘は、5歳の時に読み聞かせました。









今日の絵本 no.61

ルサちゃんのさんぽみちルサちゃんのさんぽみち
(2006/04)
内田 麟太郎村上 康成

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今日ご紹介する絵本は、内田 麟太郎さん・文 村上康成さん・絵 の
ルサちゃんのさんぽみち」です。

文を書かれている内田 麟太郎さんは、1941年に福岡県大牟田市生まれ。
父は詩人で内田博さん。
高校卒業後、19歳で上京。
看板職人を続けながら、詩を書き始めます。
看板職人は50歳になるまで働かれていたようです。

二足の草蛙ですか…。
なかなか出来る事じゃないと思うのですが…。
面白そうな方ですね。

子どもの本の世界に入られたのは、38歳になってから。
多くの賞を受賞されています。

さかさまライオン絵本にっぽん賞。
うそつきのつき」小学館児童出版文化賞。
がたごとがたごと」日本絵本賞。
かあちゃんかいじゅう」剣淵絵本大賞を受賞。
ふしぎの森のヤーヤー」産経児童出版文化賞推薦。
自称「絵詞作家」(えことばさっか)と言われているようです。

絵を描かれている村上康成さんは、
以前「今日の絵本 no.52*「よーいどん!」」で紹介済みの作家さんです。
村上さんもたくさんの賞を受賞されています。

さて、本日の主人公はおさるのモンちゃん
モンちゃんは、いきなりのっけから唄ちゃいます


♪ あのね あのね あのねのね
  
  おしえたいけど おしえない ♪



すると、ブタのウリボウにつっこまれます。

モンちゃん、だれか すきになったの?」と…。

そこで、モンちゃんが

だ、だれも

と言ってうつむきます

うつむいちゃバレバレでしょ(笑)モンちゃん。
なんだか、甘く切ない初恋物語

そして、そんな甘い恋のお相手がタイトルにも出てくるおさるのルサちゃん


♪ あのね あのね あのねのね
  
  おしえたいけど おしえない ♪



モンちゃんが唄いながら、ルサちゃんと見つけたポピーがある場所へ行きます。
そこに、ルサちゃんもやって来て、ふたりでしゃがんでポピーを眺めます。


♪ あのね あのね あのねのね
  
  おしえたいけど おしえない ♪


次の日も、モンちゃんは唄いながら、今日もルサちゃんに会えるかな…。
と、おもいながら、ポピーのある場所へ。

すると、ルサちゃんはこの日もポピーの前にいます。
けれど、ちょっぴり悲しげな顔です。

どうしたんだろう

わたしね…

そう、ルサちゃんが言います。
目に涙をいっぱいうかべて、何かを言いかけたルサちゃん…。
けれど、何も言わずに…。
なんだか、悪い予感が…。

♪ あのね あのね あのねのね
  
  おしえたいけど おしえない ♪

次の日もモンちゃんはうたってポピーのある場所へ。
そこに ルサちゃんではなく アナグマが現れて、
モンちゃんに言います。

おまえ、ほんまに なーんも しらんのか」と…。

首をかしげるモンちゃんに、

あのこ ひっこしたんや」と伝えます。

なんてことなんでしょ(泣)
甘く切ないモンちゃんの初恋は、
ルサちゃんの引っ越しで幕を閉じてしまいます。

信じられないモンちゃんは、ルサちゃんの家へ…。
そこは空家だと知るモンちゃんの切なさが、
じんじんと伝わってきます。

モンちゃんはなきながら、山の向こうに向かって唄います。


♪ あのね あのね あのねのね
  
  おしえたいけど おしえない♪



モンちゃん。ちょっと可哀想…。

娘は、この絵本を読んでしばらくすると、

どうして、ルサちゃん引っ越しちゃったのかな…?

と、ぽつり…と言ったのが印象的でした。
こんな小さな子にも、
モンちゃんの切なさが十分すぎるほど伝わるようです。

この絵本。
村上さんの絵が、鉛筆でささっと描いたようなタッチで、
余計な色が使われていないのも特徴的です。
ほとんどページが、白の地に絵が描かれているのですが、
モンちゃんがルサちゃんが引っ越したの聞いた後から、
ページの地が水色に変化します。
まるで、モンちゃんの涙の色が表現されているかのように…。

唄の部分は、適当に音楽を作って唄ってあげると、
娘は、私が唄うたびに「くすっ(笑)」と笑ってくれました。
ちょっと、嬉しかったです。

娘は村上さんの絵がよっぽど好きなようで、
図書館に行って、村上さんの絵本とは知らずに、
別々の場所にあった絵本を2冊選んで来ました。

我が家の寝る前の儀式では、
タイトル紹介の後で、作者の名前も必ず読みます。
文を書かれている方がそれぞれ違ったせいか、
表紙の絵の感じが違っていて分からなかったのですが、
2冊目のタイトルの後の作者を読んでビックリ!

この2冊は絵を描いているのが、同じ村上康成さんだぁ!

と、娘とおおいに盛り上がっちゃいました。

うちの子は、5歳になってから読み聞かせました。























今日の絵本 no.59

はやくねてよ (えほん・ハートランド)はやくねてよ (えほん・ハートランド)
(1994/09)
あきやま ただし

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今日のご紹介する絵本は、
あきやま ただしさんの
はやくねてよ」です。

あきやま ただしさんは1964年7月23日、東京都三鷹市生まれ。

子供がいるかたになら、かなりの知名度がある、
ぱんつぱんくろう」の著者でもいらっしゃいます。

1988年、東京芸術大学デザイン科卒業後,
イラストレーターとして活躍するかたわら、絵本創作および漫画を描かれます。
1992年、「ふしぎなカーニバル」で第14回講談社絵本新人賞受賞。
1995年、「はやくねてよ」(岩崎書店)で日本絵本賞、大賞受賞。

さて、本日ご紹介する絵本は、「こうたろうくん」という男の子が主人公。

このこうたろうくん。
ベットについてもなかなか寝られません。
そこで、柵を越える「ぶた」を数える事にします。

」ではなく。「ぶた」です。

ぶたさんが 1ぴき、
ぶたさんが 2ひき
ぶたさんが 3びき……。


そして…続くと…。

ぶたさんが 56ぴき、
ぶたさんが 57ひき、
ぶたさんが 58ひき……。

ふむふむ。だいたい、100くらい数えて終わりかな…。
と、思いきや!

ぶたさんが 288ひき、
ぶたさんが 289ひき、
ぶたさんが 290ぴき。

やがて さくのなかは ぶたさんで、
いっぱいになって しまいました。

そして、いっぱいになったぶたさんが 

はやくねてくださいよー

と、もんくを言うので、
うるさくて こうたろうくんは 寝られません。

…てな感じで、
次に柵を越える「おかあさん」を数えます。

おかあさんが 101にん……。

そして、柵の中いっぱいになった
おかあさんたちのコーラスが楽しくて、 
寝られません。

次に、「かいじゅう」の柵越えです。

かいじゅうが 75ひき……。

柵の中いっぱいになった
かいじゅうたちが吠えて、
やっぱり、寝られません。

もう、うるさい! はやくねてよー!

今度は、こうたろうくんが叫びます。

疲れきったこうたろうくんに
安眠は訪れるのでしょうか?

この絵本を手に取ったのは、この、得体の知れない顔が羅列されている表紙に、
たまらなく興味を惹かれてしまったからです。

これ、何の顔?

と、お思いの方も多いでしょうが…(笑)
これが…柵を越える

ぶた」なのです。

「え~??」と、思われる方もいらっしゃるかとは思いますが…。

この顔の軍団。
「ぶた」なのです(笑)
作者がそう書かれているのですから、
まぎれもなくぶた」なのです。

かいじゅうにいたっては、
幼い娘も違和感を感じたようで…、
「これ、かいじゅうじゃないよね!」と言っておりました(笑)

私的には、表紙のぶたより、
こうたろうくんの顔の方がぶたに近いと思ったのですが…(笑)

うちの子は、5歳になってから読み聞かせました。


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