絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

今日の絵本 no.58

エマとピーターエマとピーター
(2006/10)
グニラ ヴォルデ

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今日ご紹介する絵本は、前回に引き続き、グニラ ヴォルデさんの

エマとピーター」になります。

こちらの作品と前回ご紹介した「エマのしごと」は、
2006年に2冊1組で「エマのしごととともだち」という名前で復刻されました。

さて今回の絵本は、主人公「エマ」と、そのともだち「ピーター」のおはなし。
エマとピーターは同じ歳です。
でも、色々な違いがたくさんあります。

住んでいる家がピーターが一軒家
エマはマンションに住んでいたり。

家族構成が違っていたり。

ピーターの犬のことやエマの弟のことを、
お互いに自分にもいたらな…など思ってみたり…。

サンドイッチの食べる順序が違っていたり…。
などなど、確かに違いがたくさんあります。

こんな風にふたりは、同じ歳なのに、
いろいろな事が違っていることを強調して描かれています。
この絵本は、けっして人と同じでなくても良いんだよ
と、やさしく教えてくれているようです。
そして、ストーリーの途中では、

エマのかぞくは、
おとうさん、おかあさん、そしておとうとがいます


やさしそうなおかあさんと、髭の生えたおとうさんが、
弟を抱っこしている挿絵があります。
そして…。

ピーターには、おとうさんがいません。
でも。いつもうちにいてくれる やさしいおばあちゃんがいます。
ピーターのおかあさんは、しごとをもっていて、
はたらいています。


挿絵ではキャリアウーマン的なおかあさんと、
やさしくピーターに手をかけるおばあちゃん。
そして、犬も飼っているようです。

スウェーデンという文化の違いなのでしょうか?
絵本に片親であることをストレートに語る語り口。
グニラ ヴォルデさんの凄いところなのかもしれませんね。

親として、日本人としてなのでしょうか…。
私にとって、ちょっと衝撃的な流れの絵本でした。
幼少期だからこそ、色々なひとそれぞれの違いを、
ストレートに教える方がいいんだなぁ〜。
と、勉強させられました。

うちの子は、3歳になってから読み聞かせました。






今日の絵本 no.57

エマのしごとエマのしごと
(2006/10)
グニラ ヴォルデ

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今日ご紹介する絵本は、グニラ・ヴォルデさん作

エマのしごと」です。

作者のグニラ・ヴォルデさんは、
1939年7月15日スウェーデンのウプサラ県東部に生まれます。
ジャーナリストのご両親を持ち、画家になるため専門的な勉強のをする為に、
1960年にストックホルムに移転します。

母親となったのをきっかけに、
3〜6歳くらいの子供たちのための、

子供を楽しませると同時に育てるような本

を作りたいと、
子供たちの日常をモチーフとした絵本を制作。

1969年「トッテシリーズ」の第1作目を出版します。

日本では「トミーちゃんシリーズ」として、1976年に出版さていたようですが、
残念ながら、このシリーズは今は絶版で、日本語では出版されていません。
エマちゃんシリーズ」の原書は、1974〜1976年にかけて出版されます。
日本での初版は1977年。
2006年に再版されました。

さて、本日ご紹介する本の主人公は「エマちゃん
はじめは、男の子が女の子なのか分からない感じだったのですが、
どうやら、女の子でした。
うちの子も、はじめは分からなかったようです(笑)

今日エマは、壊れているじぶんのおもちゃや持ち物
なおすことにします。
そうエマは「なおしやさん」になることにしたのです。

エマの髪の毛の取れた人形に、のりを付けてあげ、
髪の毛をぴったりあうようにくっつけます。

くまのぬいぐるみの足に空いた穴をなおします。
エマは、針に糸を通し、くまの足に空いた穴を縫い合わせます。

いったい、エマは何歳なのでしょう??
対象年齢から見ると、5歳が6歳くらいのなのでしょうか?
それでも、うちの子には針に糸を通したりなんて技、
とってもじゃないけど、まだまだ使えなさそう…。

ビバ!エマ!

壊れた物は、自分で直す事が出来るんだって、
とても素敵な事が題材になっている絵本です。

物に溢れたこの時代に、
使い捨てではなく、直すという美徳を、
この絵本を読んで娘にも学んで欲しいものです。

うちの子は、4歳になってから読み聞かせました。






今日の絵本 no.50

まっくろネリノ (ガルラーの絵本)まっくろネリノ (ガルラーの絵本)
(1973/01)
ヘルガ=ガルラー、やがわ すみこ 他

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今日の絵本は、ヘルガ・ガルラーさんの、

まっくろネリノ」になります。

ヘルガー・ガルラーさんは、1939年オーストリア ウィーンに生まれ。
本職はデザイナー。美術工芸大学を卒業後、
イタリアで暮らしたり、アメリカで暮らしたりしたようです。
絵本作家の他に、織物、服飾デザイン、室内装飾、アニメの仕事など、
多方面で活躍されました。
本作品は、ヘルガー・ガルラーの記念すべき第一作で1968年に描かれました。

今日の絵本の主人公は、体が真っ黒な「ネリノ
ネリノには家族がいます。
とおさん、かあさん。
そして、いろいろな色をした、きれいな4人の兄さんたち。

ぼくは こんなに まっくろだろ、
 くらやみならば だれにも みえやしない。


いろんな いろした きれいな にいさんたちは、
 ちっとも ぼくと あそんで くれない。
 あんまり まっくろだから だめなんだって。


可哀想な事に、ネリノは自分の体が黒いことに
少しコンプレックスを持っているようなのです。

そこで、ネリノは花畑の素敵な花たちに問いかけます。

ねえ、どうすれば そんな いろになれるの?」と…。

すると、花は答えます。

しらないわよ。だって、うまれつき、
 あかや あおや みどりや きいろだったんですもの。


ネリノは自分のまっくろも、うまれつきなのかな?と考えます。

私は、この会話の部分がとても好きです。
とても大事なメッセージが込められているような気がするのです。

うまれつき」 それは、とても大事なキーワードだと思います。

その後、兄さん達は あんまりきれいだったので、捕まえられてしまいます。
そして、ネリノが活躍するのですが…。
ここで、黒いネリノの体だからこそやり遂げられる救出劇と続きます。

だれもがそれぞれ、個々の「うまれつき」を持っています。

「うまれつき」は、いろいろな個性を持っていてよいのです。

「うまれつき」は、他と違っていてよいのです。


そんなことをネリノを通して、
ヘルガー・ガルラーが子供達に訴えかけているような気がします。

また、彼女の黒をベースにした、淡いパステルがも必見。
ネリノもふわふわとして可愛らしいですし、
兄さん達が捕われた鳥の籠のデザインは、とても美しいです!

うちの子は、3歳のころから読み聞かせています。






今日の絵本 no.42

だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)
(2001/04)
デイビッド シャノン

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今日の絵本は、デイビッド シャノンさんの、

だめよ、デイビッド!」です。

デイビッド シャノンさんは、1959年アメリカワシントン州生まれ。
ただ今、ロサンゼルス在住。

イラストレーターで活躍した後に、絵本の作家に。
1999年コールデコット賞オナー(次点)『だめよ、デイビッド!』
全米図書館協会優秀図書賞、
2002年 第7回 日本絵本賞 読者賞(山田養蜂場賞)を受賞しています。

この愛くるしい顔の絵を、
どこかで見たような記憶がある方もいらっしゃるのと思いますが、
(今はやっているかどうか定かではないのですが…)
薬用ハンドソープのCMで、このデイビットが登場していました。

我が家では、娘がそのCMを見るたびに興奮して
『デイビッド〜!』と叫んでました(笑)

さてこのお話ですが、主人公デイビッドがいろいろとやってくれる
壮快なお話(笑)となります。
かなり危うい表紙の絵でも、デイビッドは積まれた本の上に乗り、
金魚鉢に両手が伸びていますね(笑)

絵本のページを捲るたびに、デイビットはこんなことばかりしています。
なので、「ダメよ!デイビッド!」と、ママに言われちゃうのです。

ママに「ダメ!」と言われる事を、
悪い事だとは知っていても…?(もしかしたら知らない?)
楽しそうなので、興味があるので…。

やめられな〜い!

そんな行動をどんどんやってしまうデイビッドに、
子供はとても共感するようです。
だから、子供がデイビットが大好きなのです。

そして、「ダメだよね〜デイビッド。」と良い子の意見を言ったりします(笑)

最後に、見開きページいっぱいの泣きそなデイビッドの顔が出て来て、
やんちゃだけど、憎めないデイビットの可愛いさが伝わってきます。

その後、ママにギュ〜っと抱きしめられるのですが、
こういったコミュニケーションが大事なんだよなぁ〜と、
考えさせられました。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせていました。







今日の絵本 no.41

パパ、お月さまとって!パパ、お月さまとって!
(1986/12)
エリック カール

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今日の絵本エリック カールさんの、
パパお月さまとって」です。

このお話は、以前にも書きましたが、
満月の夜、大きく見えた月に手が届くと考えた娘に
『お月様とって』と言われたことがヒントになって出来た作品です。

今回のお話は、モニカと言う女の子が、
お月さまと あそびたいな」と思い、
パパの肩に乗って てを のばしました。
けれど、お月さまには届きません。

パパお月さまとって!

と、モニカが言うと…
パパは、なが〜いなが〜い梯子をどこからか持ってきて、
高〜い山に運び、梯子を立てて月までのぼってしまいます。

パパはもの凄い行動力のあるお方です!
そして、月までたどり着いたパパは月に相談します。

むすめのモニカが あんたと あそびたがっているんだ。」と…。

やさしい月は、

わたしは まいばん すこしずつ 
 ちいさくなっていくんですよ。
 ちょうどよい おおきさになっととき、
 つれていってくださいな。


と言ってくれます。

その後、パパは小さくなったお月さまをモニカのもとに、
無事にお月さまを持っていってあげられます。

モニカはお月さまといっしょに、とんだり、おどったり。
とても楽しそうに遊びます。
けれど、お月さまは小さくなり続けてしまいます…。

この絵本は、途中しかけ絵本になっていて、
長い梯子のシーンでは、両開きに紙が追加されていて、
本当に長い梯子を持ったパパの姿がみられたり、
お月さまにたどり着いた時のシーンでは、
上下に紙が追加されていて、開くととても大きなお月さまがみられます。

凝った仕掛けではないけれど、
子供には梯子の長さや、お月さまの大きな存在感などは、
十分に伝わっていたました。

お月さまの自然の原理である満ち欠けするものだということを、
子供にやさしく教えてくれる絵本でもあります。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせてました。












今日の絵本 no.40

くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)くまさん くまさん (日本傑作絵本シリーズ)
(1995/06)
山脇 百合子、中川 李枝子 他

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今日の絵本は、なかがわりえこさん さく
       やまかわ ゆりこさん え の

くまさん くまさん」 です。

なかがわりえこさんとやまかわ ゆりこさん言えば、
不滅の名作「ぐりとぐら」の作者でもあります。
そう言えば,どことなく「くまさん」のやさしいタッチの絵が
「ぐりとぐら」と同じですね。

このお話は、くまさんが日常のたわいのない暮らしの様子を、
テンポの良い言葉で語られてます。

そこが、子供が好きなところなのですね。

くまさん くまさん はを みがく
くまさん くまさん かお あらう
くまさん くまさん あさごはん
くまさん くまさん しんぶん よんで

くまさん くまさん ………

くまさんは、勉強をしたり、
ママのお手伝いをして、子守りをしてたら、一緒に寝ちゃったり。
ふとんを屋根の上に干すと、また寝ちゃいます(笑)

くんまさん、寝坊すけさんです。

ちゃんとエプロンして、帽子を被ってお料理だってしちゃいます。
そして、うさぎさん、りすさん。
カメさんにアヒルさん。
他にもたくさんのお友達をご招待して、
自慢の料理を振る舞います。

気前が良いところは、ぐりとぐらに通じるところがありますね。
すごいお利口なくまさんは、子供の良きお手本です。

お話の途中で、お料理で使う野菜が出てきます。
娘とこれな〜んだ。と、クイズをしたり、
くまさんがお皿を洗って拭くシーンでも、
1まい 2まい 3まい 4まい
このお皿は何枚?と、質問してみたりして遊びました。

うちの子は、3歳くらいのころから、よく読み聞かせてました。

















今日の絵本 no.28

おやすみなさいおつきさまおやすみなさいおつきさま
(1979/01)

マーガレット・ワイズ・ブラウン

クレメント・ハード


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今日の絵本は、マーガレット・ワイズ・ブラウンさん著 
クレメント・ハードさん絵の

おやすみなさいおつきさまです。

マーガレット・ワイズ・ブラウンさんは、
以前「きんのたまごのほん」の著者でもあります。
彼女は、1910年アメリカの ニューヨーク州生まれ。
子供の本を編集者を経て、絵本作家への道を歩みます。
「おやすみなさいおつきさま」の初版は、
アメリカで1947年。日本では1979年になります。
1990年代に入ってからは、「おやすみなさいおつきさま」が
子供を寝かせ付ける絵本の代名詞のになるくらい、
アメリカではもっとも有名な絵本になったようです。

この物語は、みどり色の部屋でこうさぎが寝付くまでのお話です。
一見いたってかんたんな内容のストーリーのようなのですが、
とっても不思議な世界がこの絵本の魅力です。

ストーリーが実に詩的(ポエティック)で、
流れるような詩の世界が広がります。
絵の色もトーンダウンして行くのも相成って、
ページを重ねるごとに、
いつの間にかこの不思議な物語の中にどんどん吸い込まれていくようです。

子供には、その都度変わるクローズアップされた物を
部屋の中のどこにあるのかを探したりするのを楽しんでいました。

うちの子は、3歳くらいのころによく読み聞かせていました。












今日の絵本 no.27

ちいさなヒッポちいさなヒッポ
(2005/10)
マーシャ=ブラウン、うちだ りさこ 他

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今日の絵本は、マーシャ=ブラウンさんの、

「ちいさなヒッポ」です。


世界三大絵本コルデコット賞の受賞者マーシャ=ブラウンさんは、
他に有名なもので、以前にも紹介した、
「三びきのやぎのがらがらどん」を描いた作者でもあります。

「三匹のやぎのがらがらどん」は、
絵の具やクレヨンやクレパスのようなもので(想像ですが)
軽いタッチで描かれているのに対して、
「ちいさなヒッポ」は、オール版画版なのです。
そのせいか、この作品の線には優しい絵の中に、
力強さを感じます。
とにかく色使いも美しく、子供の絵本なのに、ちょっとしたデザイン画のようです。

物この絵本は、可愛いヒッポと言うかばが主人公です。
ヒッポは小さく、ママの背中で移動をしたり、まだまだ甘えっ子。

やがて、自然の法則に従って、身を守る方法を覚える時がやってきました。
それでも、おかあさんのそばにいれば大丈夫と思っていたヒッポが
ちょっと怖いめに合います。

身をもって、恐怖を体験したヒッポはやがて立派に、
かばらしく吠えることができます。
「グァオ!」と大きな声で…。

この絵本を読んで、自分も母親として子供に教えなくては行けない事が、
沢山あるんだろうなぁ〜。と、漠然と思った一冊でした。
思いで深いです。

うちの子は、3歳くらいのころによく読み聞かせていました。










今日の絵本

だるまちゃんとてんぐちゃんだるまちゃんとてんぐちゃん
(1967/11)
加古 里子

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今日の絵本は、加古 里子さんの

「だるまちゃんとてんぐちゃん」です。

てんぐちゃんの持っているものを、
なんでも欲しがるだるまちゃん。

そんなだるまちゃんの要求を、
せっせとかなえてあげようとするだるまどんの優しさが、
とてもほのぼのしていて良いですよ。

沢山のアイムが出てくるので、
子供も見るたびに新しい発見があって、
楽しそうです。

うちの子は,3歳くらいの時に、好きでよく読み聞かせてました。











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今日の絵本

リサ ジャングルへいくリサ ジャングルへいく
(2002/11/02)
ゲオルグ ハレンスレーベン、アン グットマン 他

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今日の絵本は、

ゲオルグ ハレンスレーベンさんと、アン グットマン さんの

「リサ ジャングルへいく」です。

なんと言っても,リサとガスパールは有名な絵本の主人公ですよね。
そんなシリーズの11作目になります。

夏休みにどこにも行けなかったリサが、
ガスパールの夏休みの話を羨ましくなって、
自作の想像のはなしで、
ジャングルに住んでいるおじさんのところに行って、
100匹のヒョウにブラッシングをしたなどと、
嘘をついてしまいます。

でも、そんな嘘がばれかけてしまいます。
そこで、リサの取った行動が…可愛くて泣けます(笑)

フレンチ絵本らしい、ちょっと辛口なストーリーが大人も楽しめます。

娘が3歳くらいの頃によく読み聞かせてました。