絵本のある暮らし**絵本のある☆小さなしあわせ

今日の絵本 no.79

ねこだましねこだまし
(2004/10)
斉藤 洋

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今日ご紹介する絵本は、斉藤 洋 さん・文 高畠 那生さん・絵の
ねこだまし」になります。

まずは、作者紹介。
文を書いてます斉藤 洋 さんは、1952年東京都生まれ。
ドイツ文学者、児童文学作家、亜細亜大学経営学部教授。
1975年中央大学法学部法律学科卒業後、
葛飾区の信用組合勤務をされます。
その後、
1977年同大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士前期課程(修士)修了。
1986年「ルドルフとイッパイアッテナ」を第27回講談社児童文学新人賞で受賞。
児童文学作家デビューを果たします。
1988年「ルドルフともだちひとりだち」で野間児童文芸新人賞を受賞など、
その他にも多くの賞を受賞されています。

ドイツ文学者としての斉藤さんは、
ドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家でもある、
ロマン派を代表する幻想文学の奇才 
くるみわり人形」を書いたE.T.A.ホフマンについての論文を発表されています。

絵を描かれている高畠 那生さんは、1978年岐阜生まれ。
東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。
絵本作家、イラストレーター。
主な絵本の作品に「だるまだ! 」「チーター大セール」「サキサキ オノマトペの短歌
いぬのムーバウ いいねいいね 」「おしゃべりどうぶつえん」などがあります。


さて、今日のお話はおねだりをするネコのお話。
語り手は、そのネコの住む家の前に住んでいます。

ある日、ネコは家にやって来て、
いろいろな物が欲しいとおねだりします。
靴を欲しがったり…。ネクタイを欲しがったり…。
ジャケットやシャツを欲しがったり…。
何に使うのかと思いながらも、
言われた通りに靴やシャツやジャケットをネコにあげます。

ネコはいろいろなところに出没します。
そして、人間のことをよく観察したりしています。
ネコはその他にも、いろいろなところから物を貰っているようです。

そんなある日、ネコの飼っているお宅が引っ越しをしてしまいます。
夏祭りも過ぎ、月日は流れた頃、
向かいの家に誰かが引っ越しをして来ました。

そして、引っ越して来た人が、
サケの頭を持って、ご挨拶に来てくれます。

「でんしゃで かよう ビジネスマンです。
 これからも、いろいろ おせわになりますが、 よろしく」

「これからもって…」
その雰囲気は…。どことなく…。
誰かに似ています。


高畠 那生さんの描くネコは、
絵本によくあるカワイイ*ネコの絵といったものとは違って、
ちょっと独特の雰囲気を醸し出したネコ君です。
タイトルせいなのでしょうか?
上の6歳の娘は、このネコを怖い…と言います。
確かに「ねこだまし」っていうタイトルは怪談ばなしのタイトルみたいですよね。
でも、もうすぐ2歳の娘はこの本が大好き☆
ニャンニャン♪ニャンニャン♪と、言ってネコを指差して喜んでいます。
下の娘の大のお気に入りなので、
ここ最近は、毎晩この絵本を読み聞かせています。

お話も絵もとてもシュールで、
面白い絵本ですよ。

うちの子は、2歳になる前に読み聞かせました。





今日の絵本 no.78

オレ・ダレ (講談社の創作絵本)オレ・ダレ (講談社の創作絵本)
(2002/12)
越野 民雄

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今日ご紹介する絵本は、越野 民雄さん・文 高畠 純さん・絵の

オレ・ダレ」になります。

まずは、作者紹介☆

越野 民雄さんは、1948年東京生まれ。慶応義塾大学卒業。
広告代理店のコピーライターとして、TV、新聞等の制作に携わりながら、
文筆家として活躍。
主な作品に「オー・スッパ 」「ぼく いぬ
名探偵モンスターパパの日曜日」「続・名探偵モンスターパパの日曜日
ワン (幼児図書ピース)」などがあります。

高畠 純さんは、1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学卒業。
東海女子大学教授かたわら、
絵本作家、イラストレーターとしても活躍されています。
主な作品に「ピースランド」「だじゃれすいぞくかん」に「だじゃれどうぶつえん
ペンギンたんけんたい (どうわがいっぱい)
だれのじてんしゃ」で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞。
オー・スッパ」で、日本絵本賞を受賞をされています。



さて、今日のお話は、たくさんの動物たち。
タイトルにもあるように、
「オレ・ダレだ」と子供も参加型の絵本です。

夜空にはキラキラ輝く月と星。
月明かり中に浮かぶシルエット。
そして、なぞなぞ形式で動物たちは自分の特徴を子供達に問いかけます。

「オレ、せが たかい。すごく とおくが みえる。
 でも、あしが とっても ほそい。だから きを つけないと、
 つまずいたら ヤじゃない。オレ、ダレだ。」

草原の中で、高い場所にある木の葉を食んでいるシルエットを見て、
子供は「キリン!」と元気によろこんで答えてくれます。

青い夜空。
黄色い月と星。
白い牙やいくつも見える白い目。
黒い動物たちのシルエットと草木。

単純色しか使ってないけれど、
それだけで、十分に動物たちが見えて来ます。

また、同じく黒でも、微妙に濃い黒と淡い黒で使い分けていて、
動物たちの柄や、皺などの特徴がよく表現されています。
そんな、黒での表現が、こんなにも動物達の存在感を写し出す物なんだ…と、
いままでと、ちょっと違った角度で動物を見る事ができたのが、
とても面白かったです。

動物になりきって、「オレは、ダレ」「ワタシは、ダレ」と、
ちょっと大袈裟に読むと、
子供達は、とっても喜んでくれて、
なぞなぞの答えを、かなり盛り上がって答えてくれます。

うちの子は、1歳になってから読み聴かせました。




絵本☆イベント no.7

もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)
(1995/02)
谷川 俊太郎

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今日ご紹介する絵本イベントは、
新潟市にある新津美術館で開催されている、

もーやん えっちゃん ええほんのえ」です。

       原画約300点(元永約210点,中辻約90点)
 
開催期間   5月30日(土曜日)〜7月5日(日曜日)まで

       10:00〜17:00(入場16:30 まで)
       月曜休館

会場     新潟市新津美術館

観 覧 料    一般     700 円
       大学・高校生 500 円
       中学生以下     無料

       20枚以上一括購入20%引
       障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は観覧無料
      (受付でご提示ください)

アクセス   〒956-0846
       新潟市秋葉区蒲ヶ沢 花と遺跡のふるさと公園内 
       鷙0250−25−1300
       アクセス方法はこちらからチェックしてみてください。




「もーやん」こと元永定正さん(1922〜)と、
「えっちゃん」こと中辻悦子さん(1937〜)は、
ともに現代美術の第一線で活躍したご夫婦でいらっしゃいます。

お二人は30年にわたり絵本制作にも意欲的に取り組んできました。
 
もともとは前衛集団「具体美術協会」のメンバーでもあった元永さんの代表作品には、

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)』(文・谷川俊太郎/1977),
もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)
(文・山下洋輔,イラスト・元永定正、構成・中辻悦子/1990)

などの斬新な作品によって絵本界に新風を巻き起こしました。

作者いわく「へんな絵」と言葉のリズム感に満ちたこれらの絵本は,
世代を超えて広く親しまれています。

中辻さんは,グラフィックデザイナーを経て,
1960年代から本格的に創作を開始。
主な作品として『いろいろしかく』(1988)や
まる まる』(1998)
よるのようちえん (日本傑作絵本シリーズ)』(文・谷川俊太郎/1998)では,

この作品は第17回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(1999)で、
グランプリを獲得されています。
 

「もこ もこもこ」は、
小さな子供から大きな大人まで楽しんでいただける楽しい絵本ですよね。
絵本を紹介する雑誌や本などでも、
必ずと言っていいほど、掲載されている作品です。

そんな「あ!見た事がある!」という感動を子供に感じてもらいたいですよね。

ちょうど、夏休みになるので、我が家も足を運んでみたいな…。
と、思ってます。

お近くの方は、足を運んでみるのはいかがでしょうか?